持組(もちぐみ)は、江戸幕府の組織。将軍の鉄砲を持つ部隊と言う意味であるが実態は将軍直衛の弓・鉄砲隊である。

持筒組と持弓組があり、前者は鉄砲隊である。時代によって増減するが寛永9年(1632年)は持筒組四組、持弓組は三組であった。各組は持之頭(持筒頭・持弓頭)の元、与力10人・同心50人で構成された。

参考文献

編集
  • 『江戸幕府事典』 竹内誠編 東京堂出版 2003