拼音入力方法
中国語入力システムの一つ
拼音入力方法(ピンインにゅうりょくほうほう、中国語: 拼音输入法)は中国語をコンピュータ、携帯電話などへ入力する方式で、中国大陸で発音符号として使われている漢語拼音(ローマ字)で入力して、簡体字漢字変換をしていくものである。
入力の実際
編集キーボードは米国式キーボードが広く使われていて、四声符号は無視して、「女」(nü)などのüはvで代用する。スペースキーを押すと選択される。中文入力とアルファベット入力の切り替えはMicrosoft Windowsではシフトキーで行なう。
ひとつの漢字の音を拼音で表そうすると、最大6文字必要になり、冗長である。このため、打鍵数を減らすためのいくつかの工夫がなされている。
- 双拼:すべての拼音を2打で打てるようになる。MS-DOS時代からあり、効率がよいために大抵の拼音入力システムに備わっているが、ある程度の学習期間が必要で、各社で配列が異なるという問題がある。
- 聯想式:ひとつの漢字を入力したときに、その字で始まる語を候補として表示する機能。
- よく使う熟語は、それを構成する各字の拼音の頭文字で入力できる。たとえば「大部分(dabufen)」は「dbf」で入力できる。
様々な拼音入力方法
編集参照項目
編集脚注
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