拡大戦線 (かくだいせんせん、スペイン語: Frente Amplio)は、ペルー左翼勢力の政党連合。正式な名称は正義・生活・自由のための拡大戦線(せいぎとせいかつとじゆうのためにかくだいせんせん、スペイン語: El Frente Amplio por Justicia, Vida y Libertad)[1]。2013年6月21日に結成されたが、2021年に選挙柵を通過できず、その後登録を失った。公式には消滅したにもかかわらず、カスティジョ政権スペイン語版に参加した与党として、ミルタ・バスケススペイン語版副総裁が第2次内閣の内閣首相となった。

ペルーの旗 ペルー政党
正義・生活・自由のための拡大戦線
Frente Amplio por Justicia, Vida y Libertad
総裁 マルコ・アラナスペイン語版
副総裁 ミルタ・バスケススペイン語版
幹事長 エンリケ・フェルナンデス・チャコンスペイン語版
成立年月日 2013年6月
本部所在地 ペルーの旗 ペルー リマ
共和国議会
0 / 130
(2024年)
政治的思想・立場 左翼
反グローバリゼーション
環境社会主義
社会民主主義
左翼ナショナリズム
公式サイト 公式サイト
テンプレートを表示

概要

編集

2013年にオジャンタ・ウマラ大統領を支えたペルーの勝利に変わる左翼勢力の再編として、社会党共産党の左翼勢力を結集して結成。2015年にベロニカ・メンドーサ英語版が党首に選ばれた。ベロニカ・メンドーサは2016年大統領選挙に立候補したが、得票率3位で落選した。政策は社会民主主義反グローバリゼーション環境社会主義を掲げており、南米の左翼運動の流れを組んでいる。2016年ペルー総選挙では得票数で3位につけ、共和国議会の第2党となった。

脚注

編集
  1. ^ El Frente Amplio for Justicia, Vida y Libertad: datos generales Observatorio para la Gobernabilidad

関連項目

編集