押手沢橋梁
概要
編集秩父鉄道秩父本線の三峰口延伸工事に伴って1930年(昭和5年)に完成した。武州日野駅 - 白久駅間の荒川支流である押手沢に架かる全長67.38mの橋梁である。
JR磐越西線阿賀野川当麻橋梁架け替えの際、旧橋桁であるプラットトラスを転用するために、日本国有鉄道より秩父鉄道に払い下げられた。浦山川橋梁、安谷川橋梁も同様に阿賀野川当麻橋梁より転用されたものである。
構造
編集中央部の1支間が単線上路式プラットトラス(ピン結合)、残り2支間が単線上路式プレートガーダー(架け違い式)である。トラスはアメリカン・ブリッジ製、プレートガーダーは汽車製造製である。
参考文献
編集- 『明治時代に製作された鉄道トラス橋の歴史と現状(第5報)米国系トラス桁その2』 (PDF) - 小西純一・西野保行・淵上龍雄著。
関連項目
編集外部リンク
編集- 歴史的鋼橋 押手沢橋梁(土木学会) — 橋に関する詳細なデータがある。
座標: 北緯35度57分18.0秒 東経139度0分37.7秒 / 北緯35.955000度 東経139.010472度