打越スペクター
東京都の暴走族グループ (1970-)
打越スペクター(うちこしスペクター)とは、1970年に設立された日本の暴走族グループ[1]。
設立 | 1970年 |
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設立場所 | 東京都八王子市 |
活動期間 | 1970年 - 現在(不明) |
活動範囲 | 関東地方 |
概要
編集1970年に、国士舘高等学校に通う不良少年が中心になり設立された暴走族「スペクター」の支部の中で、八王子市打越町の不良が中心となって結成された打越スペクターは、関東最大の暴走族グループとして恐れられていた。関東連合とは敵対関係にあり、打越スペクターは「反関東連合」を掲げていた暴走族やチーマーグループと共に、関東連合と抗争を繰り返していた。
2000年に入ってから打越スペクターのOBグループはマフィア化し、数々の凶悪犯罪を繰り返した。その結果、OBグループは2014年に警視庁により準暴力団に指定された。また、OBグループはオレオレ詐欺や、暴力団構成員、不良グループメンバーなどを誘拐して身代金を要求するなどの方法で資金を集めている。リーダーの逮捕や、準暴力団に指定され締め付けが強化された影響で、打越スペクターは現在、壊滅状態にあると言われている。
事件
編集脚注
編集- ^ “青少年の教育又は育成に携わる方へ〜青少年を暴力団から守るため〜”. 都民安全推進部. 東京都庁. 2022年9月13日閲覧。 “都内では、関東連合OBグループ・大田連合OBグループ・打越スペクターOBグループ・怒羅権と称される4つのグループが活動しています。”
- ^ 柴田大輔のblog 2015年6月19日
- ^ 瓜田純士 2015, p. 223.
関連書籍
編集- 瓜田純士『遺書―関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆』竹書房I文庫(竹書房)、2015年。ISBN 9784801904965。