打吹山
鳥取県倉吉市にある山
打吹山(うつぶきやま)は、鳥取県倉吉市にある山である。標高204m。天女伝説のある山で、残された天女の子どもが、この山の頂で太鼓や笛を吹いて天に帰った母親を思い偲んだと伝えられている。「箱庭富士」「伯耆の小富士」の別名がある。
打吹山 | |
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![]() 打吹山と麓の打吹玉川地区 | |
標高 | 204 m |
所在地 |
![]() 鳥取県倉吉市 |
位置 | 北緯35度25分35.2秒 東経133度49分19.1秒 / 北緯35.426444度 東経133.821972度座標: 北緯35度25分35.2秒 東経133度49分19.1秒 / 北緯35.426444度 東経133.821972度 |
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概要
編集- 打吹山は倉吉市街地の南方にそびえ、倉吉市を象徴する山として市民に親しまれている。麓には、『日本さくら名所100選』『日本の都市公園100選』に選ばれた打吹公園、倉吉市立博物館、倉吉歴史民俗資料館、倉吉市営野球場、倉吉市営陸上競技場などの名所や社会教育施設、倉吉市立成徳小学校などの学校、そして重要伝統的建造物群保存地区の打吹玉川がある。
- 室町時代には伯耆国の守護所として打吹城が築かれたが、江戸時代初期に廃城となる。
- 1904年(明治37年)に当時皇太子だった大正天皇が山陰行幸を果たした記念として、城跡に打吹公園が開かれた。
- 1986年(昭和61年)には『緑の文明学会』から『森林浴の森100選』に選ばれた。