手島実優
日本の女優、モデル
手島 実優（てしま みゆう、1997年10月1日 - ）は、日本の女優、モデル。群馬県前橋市出身・在住。チーズfilm所属。
| てしま みゆう 手島 実優 | |
|---|---|
| 本名 | 手島 実優 |
| 生年月日 | 1997年10月1日（27歳） |
| 出生地 | 群馬県前橋市 |
| 身長 | 160 cm |
| 職業 | 女優 |
| ジャンル | 映画・舞台 |
| 活動期間 | 2010年 - |
| 事務所 | チーズfilm |
| 公式サイト | 手島実優 - Miyuu Teshima - official site |
| 主な作品 | |
|
映画 『カランコエの花』 『21世紀の女の子』 舞台 『青森県のせむし男』 | |
経歴
編集1997年10月1日、群馬県前橋市に生まれる。実家は『呪怨』の清水崇監督の実家の隣町に所在。幼少時より水泳、フラダンス、そろばんなどを習う。10歳（小4）の時、水泳をやめる替わりに演技のワークショップに通う[1][2]。
2010年、中学校進学と同時に地元のアマチュア劇団に入団。地元フリーペーパー『群馬美少女図鑑』をはじめとするモデル活動を開始する[2]。ワークショップ指導者の秦秀明の薦めにより、オーディションを100回以上受けるが、すべて落ちる[1]。
中学校2年生在学中の2011年春、あるオーディションで最後の2人に残るが、最終オーディションの直前に特発性脊椎側彎症の手術を受け断念[1]。背骨が生涯曲がらなくなり、合併症による後遺症で右下半身の感覚麻痺が現在も残る[3]。
2013年、群馬県立勢多農林高等学校グリーンライフ科フラワーデザインコース入学。在学中に伊勢崎市を舞台にした『グリモン』に出演。自身にとって映画デビュー作である[1]。第9回 NFD全国高校生フラワーデザインコンテストで、NFD金賞・農林水産大臣賞を受賞し、ギフトアレンジメント部門1位に選ばれた[4]。
2017年、映画『カランコエの花』に出演。同作は以下を受賞した。
- 第26回レインボー・リール東京「レインボー・リール・コンペティション2017」グランプリ[5]
- 第51回TOKYO月イチ映画祭 グランプリ[6]
- 京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー エンターテインメント映像部門グランプリ[7]
- 第9回下北沢映画祭コンペティション 観客賞・日本映画専門チャンネル賞[8]
- 第4回新人監督映画祭コンペティション部門 中編作品部門グランプリ[9]
- 横浜インディペンデントフィルムフェスティバル 中編最優秀作品賞[10]
- 2018年5月に第16回中之島映画祭でグランプリ[11]
2018年9月25日、群馬県警察前橋東警察署の一日署長を務める[12][13] 。
2018年10月、出演作の山戸結希監督プロデュースオムニバス映画『21世紀の女の子』（竹内里紗監督作品「Mirror」）が第31回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門特別上映作品に入選し、レッドカーペットを歩く。
2019年11月15日、群馬県の20年後を議論する「次期総合計画策定懇談会」に12人の識者の一人として出席。他には前橋市出身の実業家田中仁、タニタヘルスリンク社長の丹羽隆史、ジャズピアニストで数学教育者の中島さち子らが出席している[14]。
2020年、第27回萩原朔太郎賞受賞者の和合亮一の詩を朗読する動画に出演。前橋市在住のピアニスト・山屋寿徳ら共演[15]。
2022年7月、skipシティ国際映画祭上映「世界の始まりはいつも君と」MIRAI PICTURES JAPAN製作、神品信市がプロデュースの作品に主演として抜擢。舞台制作のアリスインプロジェクトのアリスインデッドリースクールの映画化としてコロナ期間中に撮影 工藤綾乃、モロ師岡、鳥居みゆき、栗生みならが共演。
人物
編集- 趣味：音楽鑑賞・人間観察。特技：フラダンス・フラワーアレンジメント。
- 資格：普通自動車免許、フラワー装飾技能検定3級[2]。
フィルモグラフィ
編集映画
編集- 沈まぬ太陽（2009年）
- 美味しく腐る（2015年） - 愛美 役
- グリモン〜Dream of flying car〜（2015年） - 二宮奈々子 役（ヒロイン）
- 赤色彗星倶楽部（2016年） - 華 役
- クラスメイト（2016年） - 谷野南 役
- カランコエの花（2016年、公開は2018年） - 矢嶋翠 役
- 夢色の川（2017年） - 園岡真優 役
- 明日、また、会える。（2017年） - 主演
- 大舞台は頂いた！（2017年） - 久が原あやな 役
- ひとひら（2017年） - 秦野春 役
- 透明花火（2018年） - 本村かおり 役
- 21世紀の女の子（2018年） - 竹内里紗監督作品「Mirror」
- かく恋慕（2019年） - 鹿場有利果役
- スウィート*ビター*キャンディ（2019年） - 沙織 役
- 転がるビー玉（2020年）
- 長生ノスタルジア（2020年） - 千葉県長生郡長生村のPR映画。門真国際映画祭・観光映像部門最優秀作品賞。ショートショートフィルムフェスティバル・観光映像大賞の最終選考（5作品）に残る[16]。
- 猫は逃げた（2022年3月18日） - 沢口真実子 役[17]
テレビドラマ
編集- 警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 第5シリーズ（2021年5月14日、テレビ東京） - 佐山真希 役[18]
- 特攻兵の幸福食堂（2021年8月11日、NHK BSプレミアム）[19]
- カメラ、はじめてもいいですか?（2023年7月3日 - 9月18日、BS松竹東急） - 綿矢チサト 役[20]
- このハンバーガー、ピクルス忘れてる。（2023年8月15日〈予定〉 - 、TOKYO MX） - 多部ちゃん 役[21]
その他のテレビ番組
編集- 群馬テレビ「Girls Talk Trip 〜ジョナサンと女子力アップの旅〜」（2016年4月 - 2018年3月） - レギュラーメンバー
- ぐんまちゃん（2021年11月28日） - マネージャー、ハニワ係長 役（声の出演）
TVCM
編集- フジテレbe with you「フルタチさん」篇（2016年）
- キリンファイア100万本サンプリング実感篇（2016年）
- 群馬テレビまねきの湯（2016年）
- アスカグループ「保育情報どっとこむ」（2017年）
ラジオ
編集- 熊谷ヤバイラジオ「手島実優のお悩み相談室」（2018年2月 - 、熊谷ヤバイラジオ） - メインパーソナリティ
ウェブドラマ
編集- 東京ラブストーリー（2020年4月29日 - 6月3日、FOD・Amazon Prime Video） - 北川トキコ 役
- ショート・プログラム「ショート・プログラム」（2022年3月1日、Amazon Prime Video） - ハルコ 役[22][23]
- あなたに聴かせたい歌があるんだ 第8話（2022年5月20日、Hulu） - 新婦 役[24]
ウェブCM
編集- 共立メンテナンス「楽しいじゃん！学生会館！」（2014年）
- 第四銀行 だいしWillink（2015年）
- IROCKS 2015カウントダウンCM（2015年）
- エコラックス【泣ける動画】娘の気持ち（2016年）
- ローソン 高野豆腐と蜜漬けりんごのクッキー（2016年）
- リノべる。「nekonote」（2016年）
- ふりそでMODE「夏の恋を、浴衣で応援」（2017年）
- 東京電力「くらしのラボ」（2017年〜）
- NTTドコモdカードGOLD「温泉旅行」篇（2018年）
- 大日本明治製糖（2018年）
- アルファリゾート（2018年）
- ビオレ×篠山紀信（2018年）
MV
編集- Secret add9「ひなたの芽」（2015年）
- LACCO TOWER「心臓文庫」（2016年）
- 爽「Call me」（2018年）
- おとぎ話「ONLY LOVERS」（2018年）
- Tempalay ｢そなちね｣ (2019年)
舞台
編集- 「アバネうそっこ」（2011年） - 黒崎薫子 役
- 「まがりまっつぐ」（2012年） - 潮望海 役
- 「約束の場所」（2013年） - 円谷真知子（学生時代） 役
- 第一回群馬若手演劇人live「旅人は思い出を紡ぎ」（2014年） - 翠 役
- 「絹の国から」（2014年） - 加代 役
- 第二回群馬若手演劇人live「ポックリン」（2014年） - 学生ちゃん 役
- ミュージカル「ビッケ〜黒いツノを持つ少年〜」（2015年） - ルーナ 役
- 前橋文学館リーディングシアターvol.4「夜汽車の人」（2017年） - 朔太郎の妹 真理 役
- 前橋文学館リーディングシアターvol.5「青森県のせむし男」（2018年） - 女浪曲師 役
- 前橋文学館リーディングシアターvol.6「イエスタデイ」（2018年） - 雪 役
- 隆善舞台プロデュース「寿歌」（2018年） - キョウコ 役
モデルとして
編集- 群馬美少女図鑑 vol.6（2010年） - 表紙モデル
- 群馬美少女図鑑×シダックス（2011年）
- 群馬美少女図鑑 vol.15（2012年）
- 群馬美少女図鑑 vol.18（2013年）
- Takasaki styling collection 2015（2015年）
- GGC6（グンマガールズコレクション6）（2015年）
- けやきウォーク前橋〜恐怖伝染系体験お化け屋敷〜（2015年）
- Life style magazine「motto」（2015年）
- 群馬動物専門学校パンフレット（2015年）
- I ROCKS 2015（2015年）
- Secret add9 3rdミニアルバム「シンクロニシティ」（2015年）
- イオンモール高崎 spring collection 2016（2016年）
- フリーペーパー「TOHYO DATE」（2017年）
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d 阿部 2022, pp. 2–3.
- ^ a b c "Biography - miyuu". 手島美優 official site. 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ "【上州この人】女優・手島実優さん（20） 病に負けず「群馬と東京つなぎたい」". 産経ニュース. 産経新聞社. 2018年8月6日. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “第9回 NFD全国高校生フラワーデザインコンテスト”. 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会 (NFD). 2019年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月22日閲覧。
- ^ "祝！『カランコエの花』グランプリ受賞！ 英語字幕担当者が監督や出演者と喜びの対面！". 日本映像翻訳アカデミー. 2017年7月19日. 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ TOKYO月イチ映画祭 (2017年9月9日). "第51回TOKYO月イチ映画祭。話題作ばかりで大いに盛り上がりました。激戦の中、中川駿 監督『カランコエの花』が見事にグランブリを受賞しました。おめでとうございます！". Facebook. 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ "京都国際映画祭2017 開催の結果報告". 京都国際映画祭. 2017年10月15日. 2017年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
- ^ "OB中川駿監督『カランコエの花』が下北沢映画祭で2冠！". ニューシネマワークショップ. 2017年10月14日. 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ "新人監督映画祭、各賞の結果発表！！". 新人監督映画祭. 日本映画監督新人協会. 2017年11月17日. 2018年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
- ^ "横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル受賞結果！中川駿監督『カランコエの花』二冠！音楽部門は大﨑章監督、長編賞は角屋拓海 監督『HIDAMARI』". cinefil. シネフィル. 2017年11月26日. 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ "第16回中之島映画祭グランプリ作品決定!!". 中之島映画祭. 2018年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月7日閲覧。
- ^ “女優の手島美優さん 一日署長でドライバーに安全運転呼び掛け”. 上毛新聞社 (2018年9月26日). 2018年11月7日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 手島美優 [@myuchn_101] (2018年9月25日). "本日、前橋東警察署の #一日警察署長 務めさせていただきました！". X（旧Twitter）より2023年6月15日閲覧。
- ^ 金子信義「県の将来像、俳優ら12人議論 総合計画策定懇が初会合」『朝日新聞』2019年11月16日、朝刊、31面。
- ^ 松田果穂「（新型コロナ）動物・朗読…動画で楽しんで 休館・休園中の県内施設配信」『朝日新聞』2020年5月13日、朝刊、19面。
- ^ 稲田博一「長生の四季追うPR映画、高評価 国際短編映画祭、観光映像大賞の最終選考作に」『朝日新聞』2020年8月20日、朝刊、21面。
- ^ "今泉監督×城定脚本『猫は逃げた』に山本奈衣瑠＆毎熊克哉＆手島実優＆井之脇海が出演". CinemaCafe.net. イード. 2021年9月24日. 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ "金曜8時のドラマ 警視庁ゼロ係5 ▼3話(テレビ東京、2021/5/14 19:55 OA)の番組情報ページ". テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式). 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ “ドラマ×マンガ「特攻兵の幸福食堂」”. NHK ドラマトピックス. 日本放送協会. 2021年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月12日閲覧。
- ^ “「カメラ、はじめてもいいですか？」に手島実優、村山優香、中村守里、根矢涼香ら出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年6月15日) 2023年6月15日閲覧。
- ^ “平井亜門が主演、木村聡志によるドラマ「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」放送”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月9日) 2023年8月9日閲覧。
- ^ "板尾創路、息子役の川西拓実に「とても好感」 JO1初主演ドラマ全キャスト発表". マイナビニュース. マイナビ. 2022年2月22日. 2023年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
- ^ 手島美優 [@myuchn_101] (2022年2月22日). "JO1の皆さんが主演されるドラマ「#ショート・プログラム」出演しています！白岩瑠姫さん主演の「ショートプログラム」にハルコ役で出演しています🤍". X（旧Twitter）より2023年6月15日閲覧。
- ^ "手島 実優（Miyuu Teshima）". チーズfilm. 2024年3月4日閲覧。
参考文献
編集- 阿部和也「映画監督 清水崇×俳優 手島美優」『me bu ku』第4号、ぐんま瓦版、群馬県前橋市千代田町、2022年4月26日、2-3頁、2023年11月1日閲覧。
外部リンク
編集- 手島実優 - Miyuu Teshima - official site
- 手島実優TeshimaMiyuu - 株式会社ムービーインパクト（旧所属）
- 手島 実優（Miyuu Teshima） - 株式会社チーズfilm
- 手島 実優 Miyuu Teshima (@myuchn_101) - X（旧Twitter）
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