所木駅
かつて広島県安芸高田市にあった西日本旅客鉄道の駅
所木駅(ところぎえき)は、広島県安芸高田市高宮町船木上所木にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅(廃駅)である。三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった。
所木駅 | |
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駅全景(2008年7月) | |
ところぎ Tokorogi | |
◄信木 (1.9 km) (1.4 km) 船佐► | |
広島県安芸高田市高宮町船木上所木3413 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■三江線 |
キロ程 | 97.0 km(江津起点) |
電報略号 | トロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
1人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1956年(昭和31年)7月10日[1] |
廃止年月日 | 2018年(平成30年)4月1日 |
備考 |
歴史
編集駅構造
編集三次方面に向かって右側に、単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)であった。浜田鉄道部が管理する無人駅であり、待合室を兼ねた駅舎がホーム上にあった。三次寄りの出入口から、直接ホームに入る形状になっていた。自動券売機等は設置されなかった。
廃駅から約2年間(2020年(令和2年)2月頃から4月頃まで)は、旧駅舎(待合室)やホームなどの施設が、廃駅当時のまま残存していた(ただし、ホーム上の駅名板は取り外されていた)。しかし、2021年(令和3年)3月末日時点では旧駅舎(待合室)などが取り壊され、ホームと駅付近の線路が残るのみとなっている。
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廃線後の駅入口(2019年10月)
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廃線後の駅構内(2019年10月)
利用状況
編集1日平均の乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
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2002年(平成14年) | 3 | [3] |
2003年(平成15年) | ||
2004年(平成16年) | ||
2005年(平成17年) | 1 | [4] |
2006年(平成18年) | 1 | [4] |
2007年(平成19年) | 1 | [4] |
2008年(平成20年) | ||
2009年(平成21年) | ||
2010年(平成22年) | 0 | [5] |
2011年(平成23年) | 0 | [5][6] |
2012年(平成24年) | 0 | [5][6] |
2013年(平成25年) | 0 | [5][6] |
2014年(平成26年) | 1 | [5][6] |
2015年(平成27年) | 2 | [5][7] |
2016年(平成28年) | 2 | [6] |
2017年(平成29年) | 1 | [6] |
駅周辺
編集バス路線
編集三江線の代替路線として次のものがある(2018年4月1日現在)。
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、333頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●三江南線所木及び信木駅設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1956年7月4日、6面。
- ^ 「飲食・小売の出店を科学する出店戦略情報局」のアーカイブデータ
- ^ a b c “安芸高田市地域公共交通総合連携計画” (PDF). 安芸高田市 (2009年3月). 2016年10月12日閲覧。
- ^ a b c d e f “安芸高田市地域公共交通網形成計画〔素案〕” (PDF). 安芸高田市 (2018年1月). 2020年7月6日閲覧。
- ^ a b c d e f 国土数値情報 駅別乗降客数データ
- ^ “三江線沿線地域公共交通網形成計画(案)” (PDF). 三江線沿線地域公共交通活性化協議会 (2017年8月). 2017年8月22日閲覧。
- ^ 三江線沿線バスマップ・時刻表 安芸高田市
- ^ “お太助バス時刻表・運賃表”. 安芸高田市役所企画部政策企画課. 2023年8月19日閲覧。
- ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF) - 三江線活性化協議会。
- ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社、1991年
関連項目
編集外部リンク
編集- 所木駅(JR西日本) - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)
- ぶらり三江線WEB:所木 - 三江線改良利用促進期成同盟会・三江線活性化協議会 - ウェイバックマシン(2017年7月3日アーカイブ分)