イオン戸畑ショッピングセンター
イオン戸畑ショッピングセンター(イオンとばたショッピングセンター)は、福岡県北九州市戸畑区に所在する、イオングループのイオン九州が運営する商業施設である。核店舗は「イオン戸畑店」(イオン九州としては初のイオンブランドの店舗である)。
イオン戸畑ショッピングセンター ÆON TOBATA SHOPPING CENTER | |
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戸畑駅(右)とイオン戸畑SC | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒804-0067 福岡県北九州市戸畑区汐井町2番2号 |
座標 | 北緯33度53分44.2秒 東経130度49分11.1秒 / 北緯33.895611度 東経130.819750度座標: 北緯33度53分44.2秒 東経130度49分11.1秒 / 北緯33.895611度 東経130.819750度 |
開業日 |
2010年5月28日 (旧・戸畑サティ1999年3月1日) |
施設所有者 |
日本都市ファンド投資法人[1][2] 三菱UFJ信託銀行株式会社[3][4] |
施設管理者 | イオン九州株式会社 |
敷地面積 | 39,682 m² |
商業施設面積 | 53,282 m² |
中核店舗 | イオン戸畑店 |
店舗数 | ÆONと76の専門店 |
営業時間 | 9:00-22:00 |
駐車台数 | 2,000台 |
前身 |
戸畑鋳物 ↓ 日立金属戸畑工場 ↓ 戸畑サティ |
最寄駅 | 九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線戸畑駅 |
最寄IC | |
外部リンク | 公式サイト |
ÆON KYUSHU |
概要
編集1999年(平成11年)3月1日戸畑駅周辺の再開発に伴い、マイカル九州(後のイオン九州)が戸畑サティとして開業したショッピングセンターである。従前は日立金属戸畑工場の跡地で、日産自動車などを設立した鮎川義介が戸畑鋳物を創業した[注 1]、日立金属の発祥の地の一つである[5]。そのため、開業時の建物所有者は日立金属エステート(現・日立金属ソリューションズ)[注 2]であった。2005年からは日本リテールファンド投資法人(現:日本都市ファンド投資法人)及び三菱UFJ信託銀行が所有している。
戸畑駅が約150m移転開業したのにあわせて開業し、戸畑駅舎とは2階部分がペデストリアンデッキで接続する。また、駅のロータリーに面する駅前店舗でありながら、県道50号に面していることもあり、2000台の駐車場を備えており郊外型店舗としての機能も有している。
シネコンのイオンシネマ戸畑(旧ワーナー・マイカル・シネマズ。後述)が4階に併設されている。
なお、当SCの駐車場は北九州市のパークアンドライド駐車場になっている。ただし、申込みできるのは戸畑駅の定期券利用者に限られている。
2010年3月31日、他の九州地区のイオン系店舗に先駆けて、当店舗と同様にJR九州の駅に隣接しているジャスコ福岡伊都店と共に交通系電子マネー「SUGOCA」[注 3]が先行導入された[6][7]。
2010年4月21日に戸畑サティとしての営業を終了。1日間の臨時休業を経て2010年4月23日にリニューアルした「イオン戸畑店」が先行オープンし、SC名も「イオン戸畑ショッピングセンター」に変更された。2010年5月28日には専門店も含め全館グランドオープンした。また、SC名が変更されると同時に駐車場がタイムズとなり、料金体系も見直された[8]。
イオン戸畑店
編集フロアガイド
編集- 1階
- 食料品・日用品売り場、化粧品売り場、レストラン街、イオンサイクルショップ、西日本シティ銀行出張所
- 2階
- 婦人服、紳士服、こども英会話教室、リラクゼーション
- 3階
- 子供服、美容室、歯科医院、コナミスポーツクラブ戸畑(3・4階)
- 4階
- イオンシネマ戸畑(8スクリーン、1,706席)
ギャラリー
編集-
1階・飲食店街側入口の外観
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大規模小売店舗表示板
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旧・戸畑サティ時代の店舗外観(2009年7月撮影)
主なテナント
編集イオンシネマ戸畑
編集イオンシネマ戸畑 ÆON CINEMA TOBATA | |
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情報 | |
正式名称 | イオンシネマ戸畑 |
旧名称 | ワーナー・マイカル・シネマズ戸畑 |
完成 | 1999年 |
開館 | 1999年3月1日 |
収容人員 | (8スクリーン)1,706人 |
設備 | ドルビーデジタル5.1ch、DLP、THXシアター、3Dデジタル |
用途 | 映画上映 |
運営 | イオンエンターテイメント株式会社 |
特記事項 |
スクリーン1・3・5は3D対応。 スクリーン3はTHXシアター。 |
ワーナー・マイカル・シネマズ戸畑として戸畑サティ開業と同時にオープン。福岡県内としては大野城(1998年11月14日開業)に続く2番目のワーナー・マイカル直営館であった。2010年のイオン戸畑店へのリニューアル後もワーナー・マイカルのままで営業を継続したが、2013年7月1日にイオンシネマズと統合したことにより、現在のイオンシネマ戸畑となった。
旧戸畑市内には1960年時点で14の映画館が存在していたが[9]、北九州市に編入された1963年を境に減少が続き[注 4]、1985年に最後まで残った「戸畑名画座」が閉館[注 4]。これによりワーナー・マイカルがオープンするまでの14年間は戸畑区内に映画館が一つもなかった。
スクリーン | 座席数 | 車椅子席 | 備考 |
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1 | 311 | 2 | 3D対応 |
2 | 239 | 2 | |
3 | 507 | 2 | THXシアター 3D対応 |
4 | 123 | 2 | |
5 | 129 | 2 | 3D対応 |
6 | 129 | 2 | |
7 | 125 | 2 | |
8 | 127 | 2 |
交通
編集周辺施設
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 敷地内に日立金属により戸畑鋳物創業の地であることを記した碑が設置されている。
- ^ 大規模小売店舗表示板には、「第一種大規模小売店舗 株式会社九州エステート」と記載されている。
- ^ 導入当初よりSuica、nimoca、はやかけんも利用可能であった。現在はICOCA、TOICAも利用可能。
- ^ a b 北九州市の映画館「消えた映画館の記憶」を参照した。
出典
編集- ^ 資産の取得に関するお知らせ - 日本リテールファンド投資法人 2012年7月17日閲覧
- ^ 日本リテールファンド投資法人>不動産ポートフォリオ>ポートフォリオマップ>イオン戸畑ショッピングセンター - 2012年12月18日閲覧
- ^ 平成24年度大規模小売店舗立地法法第6条第2項(変更)届出の概要【2012年6月末】 - 経済産業省 2012年8月10日閲覧
- ^ 北九州市広報第1430号 (PDF) (2013年9月28日時点のアーカイブ) - 北九州市公式ウェブサイト2012年7月16日閲覧
- ^ 日立金属採用情報5分でわかる日立金属
- ^ SUGOCA電子マネーがイオンのお店でご利用いただけるようになります (PDF) - イオン九州株式会社 ニュースリリース 2010年3月29日
- ^ JR九州のSUGOCA(スゴカ)九州エリアのイオンで利用可能に データマックス 2010年3月30日閲覧
- ^ 戸畑サティは「イオン戸畑ショッピングセンター」に変わります。4月23日(金)「イオン戸畑店」がグランドオープンにさきがけ新生オープン! (PDF) - イオン九州株式会社 ニュースリリース、2014年10月6日閲覧。
- ^ 1960年(昭和35年)当時の福岡県の映画館 (PDF) - 福岡県立図書館 2023年11月6日閲覧。
- ^ “施設案内”. イオンシネマ戸畑. イオンエンターテイメント. 2023年11月6日閲覧。