成金 (1921年の映画)
『成金』(なりきん)は、1918年(大正7年)ごろに東洋フィルム会社が製作、1921年(大正10年)に大正活映が配給して公開された、トーマス・栗原監督による日本のサイレント映画である。
成金 | |
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Sanji Goto - The Story of Japanese Enoch Arden | |
監督 | トーマス・栗原 |
製作総指揮 | ベンジャミン・ブロツキー |
出演者 | 中島岩五郎 |
撮影 |
アームストロング 稲見興美 |
製作会社 | 東洋フィルム会社 |
配給 | 大正活映 |
公開 | 1921年9月2日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
略歴・概要
編集1918年(大正7年)ごろ、横浜の東洋汽船の子会社・東洋フィルム会社が製作し、まずアメリカ合衆国で上映されるべく、Sanji Goto - The Story of Japanese Enoch Arden (「ゴトウサンジ - 和製イノック・アーデン物語」の意)のタイトルで輸出された。同社は、1920年(大正9年)4月に大正活映と改称され、1921年(大正10年)9月2日に東京・日本橋人形町の水天館で公開された。
1990年代にアメリカで、英語字幕のみの輸出版プリントが発見され、東京国立近代美術館フィルムセンターに収蔵された[1]。同センターは現在、29分、16ミリフィルムの部分プリントを所蔵している。
スタッフ・作品データ
編集- 製作 : ベンジャミン・ブロツキー
- 監督 : トーマス・栗原
- 脚本 : 不明
- 撮影 : アームストロング、稲見興美
キャスト
編集関連事項
編集註
編集- ^ 日本映画の発見I : 無声映画時代、東京国立近代美術館フィルムセンター、2009年12月11日閲覧。