愛知御津駅

愛知県豊川市御津町西方松本にある東海旅客鉄道の駅

愛知御津駅(あいちみとえき)は、愛知県豊川市御津町西方松本にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線である[1]駅番号CA44

愛知御津駅[* 1]
駅舎(2024年4月)
あいちみと
Aichi-Mito
CA43 西小坂井 (3.7 km)
(3.1 km) 三河大塚 CA45
地図
所在地 愛知県豊川市御津町西方松本
北緯34度48分46.036秒 東経137度18分59.500秒 / 北緯34.81278778度 東経137.31652778度 / 34.81278778; 137.31652778座標: 北緯34度48分46.036秒 東経137度18分59.500秒 / 北緯34.81278778度 東経137.31652778度 / 34.81278778; 137.31652778
駅番号 CA  44 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線名古屋地区
キロ程 302.1 km(東京起点)
電報略号 アミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
[統計 1]1,063人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1888年明治21年)9月1日[2]
備考
  1. ^ 1948年に御油駅から改称。
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運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。

概要

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開業当時の駅名は、東海道本線の当初の敷設計画の経由地(旧東海道沿い)であり、駅設置予定地であった宝飯郡御油町(現豊川市内)の地名をそのまま採用し「御油駅」とした。のちに開業した愛知電気鉄道線(現名鉄名古屋本線)の御油駅は、当初「本御油駅」と命名された。

戦後、駅舎再建時に駅名変更が検討され、「御津」「三河御津」「愛知御津」の3案が提案されたが、御津だけでは茨城県水戸駅と混同の恐れがあり、また旧国名をつける三河御津も付近に「三河」を冠する駅が多く紛らわしいという事から、県名の「愛知」を用いた「愛知御津」が選定された[4]。現在でも西側にある踏切の名は「御油踏切」で、当時を偲ばせている[1]

豊川市内のJR路線は飯田線のみであったが、旧宝飯郡御津町との市町村合併により、東海道本線に駅を持つこととなった。

歴史

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駅構造

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2面3線のホームを持つ地上駅[1]。1番線が上り本線、3番線が下り本線である。2番線が中線であり[1]、上り下り双方の折り返しが可能である他、待避線としても使われている。下り本線の隣に下り1番線があり、回送列車の待避で使用している。

西小坂井駅上り1番線で夜間留置する車両の回送列車は当駅で折り返している。

駅舎は上りホーム側にあり、下りホームとは跨線橋で連絡しているが、エレベーターは設置されていない。

豊川駅が管理する無人駅である。

駅舎内には自動券売機TOICA対応)が1台、簡易型自動改札機TOICA対応)が設置されている。トイレは改札内にある。かつて改札外に東海キヨスクがあったが、現在は閉店している。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1   東海道本線 上り 豊橋浜松方面[注釈 1]  
2 待避列車、当駅折り返し専用
下り 岡崎名古屋方面[注釈 1]
3  

利用状況

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「豊川市の統計」によると、 1日あたりの乗車人員は以下の通りである。

年度 人数
2002年(平成14年) [統計 2]1,544
2003年(平成15年) [統計 2]1,484
2004年(平成16年) [統計 2]1,411
2005年(平成17年) [統計 2]1,400
2006年(平成18年) [統計 2]1,357
2007年(平成19年) [統計 2]1,342
2008年(平成20年) [統計 3]1,350
2009年(平成21年) [統計 3]1,317
2010年(平成22年) [統計 3]1,319
2011年(平成23年) [統計 4]1,299
2012年(平成24年) [統計 4]1,332
2013年(平成25年) [統計 5]1,368
2014年(平成26年) [統計 5]1,328
2015年(平成27年) [統計 5]1,376
2016年(平成28年) [統計 6]1,354
2017年(平成29年) [統計 6]1,362
2018年(平成30年) [統計 1]1,361
2019年(令和元年) [統計 1]1,375
2020年(令和02年) [統計 1]1,063

駅周辺

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バス路線

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「愛知御津駅前」停留所にて、豊川市コミュニティバスの路線が発着する。

2010年4月より御津地区福祉乗合タクシーが運行されていたが、市内バス路線再編により2011年11月から「豊川市コミュニティバス」となった。

  • 御津線:あかね児童館 / 国府駅
  • 赤根・大草線:あかね児童館前・大草集荷場前方面
  • 金野・豊沢線:熊野神社前方面
  • 下佐脇・御馬線:御馬地区市民館方面
  • 上佐脇・広石線:東新屋集会所前・県営広石住宅前方面

かつては、豊橋鉄道バス、名鉄バスの御津駅前バス停があったが、豊橋鉄道バスは1979年、名鉄バスは1988年に路線廃止となっている。

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
  東海道本線
特別快速・新快速・快速
通過
区間快速・普通
西小坂井駅 (CA43) - 愛知御津駅 (CA44) - 三河大塚駅 (CA45)

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。

出典

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  1. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 04号 名古屋駅・古虎渓駅・美濃赤坂駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月2日、21頁。 
  2. ^ 「TOPIC PHOTOS」『鉄道ピクトリアル』第38巻第12号、電気車研究会、1988年12月号、92頁。 
  3. ^ a b “JR東海 進化する在来線旅客サービス”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 20. (2017年11月27日) 
  4. ^ a b c d e 御津町町史編さん委員会(編)『御津町史 本文編』御津町、1990年、907頁。 
  5. ^ 「運輸省告示第193号」『官報』1948年7月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '91年版』ジェー・アール・アール、1991年8月1日、193頁。ISBN 4-88283-112-0 
  7. ^ a b 東海道本線 集中旅客サービスシステムの使用開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2017年9月5日。オリジナルの2020年11月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201108050539/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000035009.pdf2020年11月8日閲覧 
豊川市の統計
  1. ^ a b c d 豊川市の統計 令和3年版” (pdf). 豊川市. p. 46 (2022年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 豊川市の統計 平成20年版” (pdf). 豊川市. p. 50 (2009年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  3. ^ a b c 豊川市の統計 平成23年版” (pdf). 豊川市. p. 52 (2011年12月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  4. ^ a b 豊川市の統計 平成25年版” (pdf). 豊川市. p. 44 (2014年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  5. ^ a b c 豊川市の統計 平成28年版” (pdf). 豊川市. p. 36 (2017年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  6. ^ a b 豊川市の統計 平成30年版” (pdf). 豊川市. p. 42 (2019年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。

関連項目

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