愛宕神社 (前橋市)

群馬県前橋市住吉町2丁目にある神社

愛宕神社(あたごじんじゃ)は、群馬県前橋市住吉町2丁目にある神社旧社格は村社[1]。創建は不詳。

愛宕神社
位置 北緯36度23分45.3秒 東経139度04分15.2秒 / 北緯36.395917度 東経139.070889度 / 36.395917; 139.070889
主祭神 火産霊命
社格 村社
創建 不明
テンプレートを表示

歴史

編集

昭和20年、戦災によって旧社殿は焼失したが、御神体等は付近の土蔵に避難させていたため、無事に昭和52年10月社殿が新築された。境内には1820(文政3)年の一対の石燈籠があり、当時の有力者の名前が刻まれている[1]。 市内には複数の愛宕神社があるが、住吉町2丁目の愛宕神社は、前橋城の鬼門除けに祭られたという説もある[2]

祭神

編集

火産霊命(ほむすびのみこと)を祭神としている[1]

祭礼

編集

例祭は春は3月24日、秋は9月24日となっており、2019年令和元年)現在は、秋の例祭は前橋祭と同日に執り行われている[1]

柳座

編集

柳座は、愛宕神社の西側にかつてあった芝居小屋[3]明治時代末期から大正中期に、歌舞伎、新派などが地方巡業を行った[3]

脚注

編集
  1. ^ a b c d 丸山知良、近藤義雄『上州のお宮とお寺』上毛新聞社、1978年12月、84p頁。 
  2. ^ 『前橋市史 第5巻』前橋市史編さん委員会、p666頁。 
  3. ^ a b 『本庁管内の民俗』前橋市教育委員会、1994年5月、p100頁。 

参考文献

編集
  • 丸山知良、近藤義雄『上州のお宮とお寺』上毛新聞社、1978年12月
  • 丸山知良『近代芝居小屋』みやま文庫、1978年4月
  • 前橋市教育委員会『本庁管内の民俗』1994年5月
  • 住吉町1丁目成年会文化部『住吉ものがたり』1981年8月
  • 『群馬新百科事典』上毛新聞社2008年3月
  • 前橋市史編さん委員会『前橋市史 第5巻』前橋市、1984

関連項目

編集

外部リンク

編集