愛宕 元(おたぎ はじめ、1943年8月25日[1] - 2012年1月2日)は、中国史学者。文学博士(1993年)。京都大学名誉教授、帝京大学教授。

愛宕 元
人物情報
生誕 (1943-08-25) 1943年8月25日
日本の旗 日本 京都府
死没 2012年1月2日(2012-01-02)(68歳没)
出身校 京都大学
学問
研究分野 東洋史
研究機関 京都大学帝京大学
学位 文学博士
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経歴

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1943年、東洋史学者・愛宕松男の子として京都府で生まれた。京都大学文学部史学科で東洋史学を学び、1967年に卒業。同大学大学院に進み、1970年に博士課程を中退。

その後、京都大学人文科学研究所助手に採用された。1974年より教養部講師、助教授、1992年より教授。1993年、学位論文『唐代地域史研究』を京都大学に提出して文学博士の学位を取得[2]京都大学大学院人間・環境学研究科教授に異動となり、2007年に京都大学を定年退職。名誉教授となった。退任後2008年からは帝京大学教授を務めた。

2012年1月2日、食道がんにより死去[3]。68歳没。

家族・親族

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著作

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著書
共編・訳注

資料

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  • 南啓治「故愛宕元先生を偲ぶ」『帝京史学』28, 2013年, 471-483頁.

脚註

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  1. ^ 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.141
  2. ^ CiNii(学位論文)
  3. ^ 愛宕元氏死去(京都大名誉教授・中国史) 時事通信 2012年1月5日閲覧
  4. ^ 文庫解説は角道亮介、電子書籍も刊