愛媛県道320号船越平城線

日本の愛媛県が管理していた道路

愛媛県道320号船越平城線(えひめけんどう320ごう ふなこしひらじょうせん)は、愛媛県南宇和郡愛南町を通る、かつて存在した一般県道である。

一般県道
愛媛県道320号標識
愛媛県道320号 船越平城線
一般県道 船越平城線
総延長 7.2 km
制定年 1976年昭和51年)
廃止年 2012年平成24年)
起点 南宇和郡愛南町船越【北緯32度56分55.8秒 東経132度30分21.2秒 / 北緯32.948833度 東経132.505889度 / 32.948833; 132.505889 (県道320号起点)
終点 南宇和郡愛南町御荘平城【北緯32度57分32.8秒 東経132度33分45.3秒 / 北緯32.959111度 東経132.562583度 / 32.959111; 132.562583 (県道320号終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道34号標識
愛媛県道34号城辺高茂岬線
国道56号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

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南宇和郡愛南町船越から南宇和郡愛南町御荘平城に至る。当路線は1976年昭和51年)の開通以来、30年間にわたり全区間が有料道路西海有料道路(にしうみゆうりょうどうろ)だったが、2006年平成18年)3月31日に無料開放された。本記事には有料道路時代のことも含む。2012年(平成24年)に愛媛県道34号平城高茂岬線に統合され、県道の認定を解除された[1]

南宇和郡愛南町西海地区へ向かう重要な路線である。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

県道の認定解除時点(2012年平成24年)当時)のものである[1]

歴史

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路線状況

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道路施設

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トンネル

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  • 仙碆(せんば)トンネル:延長m1976年昭和51年)竣工、南宇和郡愛南町

地理

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通過していた自治体

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交差していた道路

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交差する道路 交差する場所
愛媛県道34号城辺高茂岬線 船越 起点
国道56号 御荘平城 終点

沿線

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西海有料道路

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西海有料道路
終点・御荘平城側の標識。

西海有料道路(にしうみゆうりょうどうろ)は、愛媛県南宇和郡愛南町船越と同町御荘平城を結んでいた有料道路愛媛県道路公社が管理していたが、2006年平成18年)3月31日に無料開放された。

有料道路の概要

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1973年昭和48年)に東予有料道路とともに建設開始され、1976年(昭和51年)3月開通した。半島の背稜を走り、海中公園、鹿島などへ観光アクセス道路、風光明媚なドライブウェイとして期待された。1976年(昭和51年)3月供用開始され、2006年平成18年)3月をもって当初計画された30年間の料金徴収期間が到来した。しかしながら、当初計画された交通量3,000万台に対して、2006年(平成18年)2月時点で1,517万台と見込みの半分程度に低迷し、道路建設費用の未償還金が約31億円(市中銀行借入2,886百万円、県出資金284百万円)発生、最終的に県が負担し、無料開放された。

有料道路であることが観光開発の一つのネックとなっているという見方も地元にはあり、無料化による観光振興に期待が寄せられている。

なお、この道路と同時に東予有料道路が無料開放されたが、東予の方はバイパスとして機能しており、通行量も多かった。これに伴い、愛媛県道路公社は解散された。

通行料金(当時)

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区分 軽車両等 軽自動車等 普通車 大型車I 大型車II
普通通行券 50 260 420 630 1,470
回数券(11回券) 530 2,630 4,200 6,300 14,700
回数券(60回券) 2,630 13,130 21,000 31,500 73,500
回数券(100回券) 4,200 21,000 33,600 50,400 117,600

脚注

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  1. ^ a b c 愛媛県報第2412号”. 告示1246,1247号. 愛媛県. p. 1-2 (2012年10月16日). 2013年6月8日閲覧。
  2. ^ a b 「西海有料道路が開通」『交通新聞』交通協力会、1976年3月13日、2面。

関連項目

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