愛人 もうひとりのわたし
『愛人 もうひとりのわたし』(あいじん もうひとりのわたし、原題:배니싱 트윈)は、2000年公開の韓国映画。
愛人 もうひとりのわたし | |
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배니싱 트윈 | |
監督 | ユン・テヨン |
脚本 | ソン・ドス、ユン・テヨン |
製作 | ヨ・ハング |
出演者 |
チ・スウォン ク・ピル |
音楽 | チョン・ソンシク |
撮影 | コ・スボク |
編集 | チョン・ジンヒ、キム・ミヨン |
製作会社 | Y2シネマ |
配給 | フィルムバンク |
公開 |
2000年9月23日 劇場未公開 |
上映時間 |
107分(韓国試写版) 109分(韓国映像資料院) 93分(劇場公開版) 84分(韓国VHS版) |
製作国 | 韓国 |
言語 | 韓国語 |
愛人 もうひとりのわたし | |
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各種表記 | |
ハングル: | 배니싱 트윈 |
発音: | バニシング・ツイン |
英題: |
Vanishing Twin (Baenisingteuwin)[1] |
概要
編集心理ミステリー&エロチック・スリラー。双子の姉の自殺の謎を探るヒロインが、やがて自らの隠された秘密を知ることになる。
『ツー・コップス』のチ・スウォンが、四年ぶりにスクリーン・カムバック[2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12]。偶然出会ったアートラバーという男と情熱的な情事に陥るユジンを演じ、オールヌードも披露。彼女はシナリオを受け取った当初は、セックスシーンの多さを負担に感じたが。
女主人公チ・スウォンの最後の濡れ場が話題を集め[13][14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25][26][27]、彼女はこの映画で「韓国のシャロン・ストーン」というタイトルを握った。[28][29][30][31][32]
純製作費5億ウォン。試写会の時に上映されたプリントを再編集し、15分あまり短くしたバージョンで劇場公開。[33][34]
ストーリー
編集有能な弁護士の夫と娘のミンジをもつ主婦ユジンは、キュレーターとしても活躍し、人も羨む安泰な生活を送っている。そんな彼女のもとに、彼女の双子の姉スンジンがアメリカから帰国するという知らせが届く。姉は、妙に人を惹きつける魅力をもっていて、ユジンにとって憧れと畏敬の存在だった。ユジンは、姉に会えるという期待感の中に漠然とした不安感を感じる。
米国から一人で帰国した姉の夫ジノは、スンジンが自殺したと告げる。動揺したユジンは、義理の兄ジノと関係をもってしまい、夫は二人の関係を疑い出す。
姉の死に疑問を感じたユジンは、パソコン通信を通じて偶然知り合った「アートラバー」というIDをもつ男はなぜかユジンが知らない姉の過去をいろいろ知っていた。姉の死に対する疑惑はますます大きくなり、姉の死の糸口を探そうとするユジンは、「アートラバー」とも体の関係を結ぶようになる…
ユジンは彼とのセックスを通じてある記憶を蘇らせ、真実を知ることになる。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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ユジン | チ・スウォン | 川崎恵理子 |
アートラバー(ハン・ドンイル) | ク・ピル | 大倉正章 |
キム・ジノ | キム・ミョンス | 喜多川拓郎 |
ミョンス | シン・ヒョンジュ | 野島昭生 |
チョンファ(ハン・チョンファ) | イム・ジウン | 畠山美和子 |
キョンソ | パク・インソ | 相川真美子 |
スンジン | キム・ジュヒ | 安田未央 |
幼いユジン | キム・インギョン | |
ミンジ | チェ・ジウン | 阪田佳代 |
男1 | ホ・ジョンス | |
男2 | イ・ジョンヨン | |
少年 | ソ・ドジン | |
家政婦 | チャン・ミョンヒ | |
イ・ムヨン |
スタッフ
編集- 監督:ユン・テヨン
- 企画:キム・ミジン、イ・ジヨン
- 製作:ヨ・ハング
- プロデューサー:イ・ジェスン
- 脚本:ソン・ドス、ユン・テヨン
- 音楽:チョン・ソンシク
- 撮影監督:コ・スボク
- 編集監修:パク・コクチ
- アートディレクター:ハ・ジョンミ
- 同時録音:ファン・ソンギ、チェ・ジェホ
- 照明監督:ソン・ジェソク
- 編集:チョン・ジンヒ、キム・ミヨン
- 助監督:ファン・ジュヨン
- 製作:Y2シネマ
- 配給:フィルムバンク
脚注
編集- ^ “배니싱 트윈 (バニシング・ツイン)”. KMDB. 2019年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月7日閲覧。
- ^ “지수원, 4년만에 스크린 컴백”. スポーツ朝鮮. (2000年4月28日). オリジナルの2023年6月4日時点におけるアーカイブ。 2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원-섹스 스릴러로 4년만에 스크린 복귀”. 韓国アイドットコム (2000年4月28日). 2000年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月6日閲覧。
- ^ “돌아온 지수원, 관능미 '물씬'”. スポーツトゥディ. (2000年7月14日). オリジナルの2000年10月17日時点におけるアーカイブ。 2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원 4년만에 스크린 복귀”. スポーツソウル 25版 17面. (2000年7月15日). オリジナルの2023年6月6日時点におけるアーカイブ。 2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원 <배니싱 트윈>으로 컴백”. 韓国アイドットコム (2000年7月20日). 2000年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원 '스크린 컴백'”. 日刊スポーツ. (2000年7月20日). オリジナルの2000年10月18日時点におけるアーカイブ。 2024年11月12日閲覧。
- ^ “지수원, 4년만에 스크린 복귀”. スポーツ朝鮮. (2000年7月23日). オリジナルの2023年6月4日時点におけるアーカイブ。 2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원 '스크린 누드 복귀'”. 韓国アイドットコム (2000年8月28日). 2000年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원 '스크린 누드 복귀'”. 日刊スポーツ. (2000年8月28日). オリジナルの2000年10月18日時点におけるアーカイブ。 2024年11月12日閲覧。
- ^ “지수원 ‘베니싱 트윈’으로 스크린 컴백”. スポーツトゥディ. (2000年8月29日). オリジナルの2000年10月18日時点におけるアーカイブ。 2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원, 3년만에 스크린 컴백”. スポーツ朝鮮. (2000年9月8日). オリジナルの2023年6月4日時点におけるアーカイブ。 2024年2月6日閲覧。
- ^ “지수원 첫 베드신 '온몸 열연' '배니싱 트윈' 서 신인 구필우와 뜨거운 몸짓”. スポーツソウル 25版 17面. (2000年7月29日). オリジナルの2023年6月6日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧。
- ^ “스크린 뒤덮는 도발적 자극”. 韓国アイドットコム (2000年9月13日). 2000年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月19日閲覧。 “<배니싱 트윈>은 이토록 자극적인 이야기를 그냥 풀어나가지 않는다. 정체불명의 남자와 쌍둥이 언니를 등장시켜 미스터리식으로 보여준다. 언니란 존재가 영화를 풀어가는 핵심 키다. 여기서 가장 돋보이는 것은 여주인공을 맡은 지수원(31)의 연기. 95년 <헤어드레서> 이후 5년 만에 스크린에 돌아온 그의 대단한 각오가 작품 곳곳에 담겨 있다. 난생 처음 한 올누드 섹스신 때문 만은 아니다. 섹스신 때 얼굴 표정 만으로도 여러 감정을 표현할 줄 아는 연기력을 선보였다.”
- ^ “지수원 '스크린 컴백'”. 日刊スポーツ. (2000年9月13日). オリジナルの2000年10月17日時点におけるアーカイブ。 2024年11月12日閲覧. "<배니싱 트윈>은 이토록 자극적인 이야기를 그냥 풀어나가지 않는다. 정체불명의 남자와 쌍둥이 언니를 등장시켜 미스터리식으로 보여준다. 언니란 존재가 영화를 풀어가는 핵심 키다. 여기서 가장 돋보이는 것은 여주인공을 맡은 지수원(31)의 연기. 95년 <헤어드레서> 이후 5년 만에 스크린에 돌아온 그의 대단한 각오가 작품 곳곳에 담겨 있다. 난생 처음 한 올누드 섹스신 때문 만은 아니다. 섹스신 때 얼굴 표정 만으로도 여러 감정을 표현할 줄 아는 연기력을 선보였다."
- ^ “지수원, '배니싱 트윈'서 매력 발산”. スポーツトゥディ. (2000年9月14日). オリジナルの2000年10月17日時点におけるアーカイブ。 2023年10月18日閲覧。
- ^ “지수원, 파격 러브신 공개”. スポーツ朝鮮. (2000年9月15日). オリジナルの2023年6月4日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧。
- ^ “지수원의 파격적인 러브신 최초 공개”. スポーツ朝鮮. (2000年9月15日). オリジナルの2023年6月4日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧。
- ^ “지수원 올누드 정사신 전격공개”. 韓国アイドットコム (2000年9月15日). 2000年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月18日閲覧。
- ^ “지수원, '올누드 정사신' 전격 공개”. 日刊スポーツ. (2000年9月15日). オリジナルの2000年10月17日時点におけるアーカイブ。 2024年11月12日閲覧。
- ^ “투캅스의 지수원 벗었다”. 毎日新聞. (2000年9月16日). オリジナルの2024年4月1日時点におけるアーカイブ。 2024年4月1日閲覧. "'투캅스'의 지수원이 연예계 데뷔 7년 만에 '눈부신 나신'(?)을 드러냈다.23일 개봉되는 심리 미스터리영화 '배니싱 트윈'(감독 윤태용)에서 전라의 자태를 드러내며 숨겨왔던 매력을 유감없이 과시한 것. 특히 극의 종반부 패션 모델 출신으로 '배니싱 트윈'에서 남자주인공으로 발탁된 구필우와 벌이는 2분 여의 전라 정사신은 보는 이들의 숨을 죽이게 할 만큼 자극적이었다는 평가다."
- ^ “지수원 "드디어 벗었다" 노출 기피증 깨고 '배니싱 트윈' 서 전라 베드신”. スポーツソウル 25版 21面. (2000年9月17日). オリジナルの2023年6月6日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧。
- ^ “이달말 개봉 저예산 영화 2편”. スポーツトゥディ. (2000年9月17日). オリジナルの2000年10月17日時点におけるアーカイブ。 2024年2月19日閲覧. "심리 미스터리를 표방하고 나선 ‘베니싱 트윈’은 쌍둥이 언니의 죽음과 삶의 흔적을 추적하는 동생을 주인공(지수원)으로 내세워 이 과정에서 만나는 사랑과 삶의 일탈을 담아냈다. 몽환적인 정사장면 등이 확실한 볼거리를 제공한다. 특히 94년 ‘투캅스’로 절정의 인기를 누렸던 지수원이 전라 노출 연기를 벌였다는 점에서 남성팬들을 흥분시킬 것으로 보인다."
- ^ “심리 미스터리물 '배니싱 트윈'”. スポーツ朝鮮. (2000年9月19日). オリジナルの2024年2月21日時点におけるアーカイブ。 2024年2月21日閲覧. "지수원과 모델 출신 구필우의 라스트 정사신은 최근 한국영화에서 성에 대한 표현이 얼마나 대담해졌는 지를 다시한번 보여주는 파격적인 장면이었다."
- ^ “지수원 파격 올누드 러브신”. スポーツ朝鮮. (2000年9月24日). オリジナルの2023年6月4日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧。
- ^ “지수원, '배니싱 트윈' 전라연기 뜨거운 눈길”. スポーツトゥディ. (2000年9月25日). オリジナルの2000年10月17日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧。
- ^ “웹시네마, '청춘', '베니싱 트윈' 상영”. スポーツ朝鮮. (2001年2月9日). オリジナルの2023年9月26日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧. "또 섹시스타 지수원이 오랜 공백을 깨고 출연해 화제를 모았던 에로 스릴러 '배니싱 트윈'(윤태용 감독)은 과감한 베드신을 소화해내 관객들을 놀라게 했던 지수원의 연기변신이 주목을 끈 작품이다"
- ^ “'영화에 필요해서 벗었다' 지수원 '노출의 이유' 영화 '배니싱 트윈' 촬영마쳐”. スポーツソウル 25版 40面. (2000年8月28日). オリジナルの2023年6月6日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧. "지수원이 '한국의 샤론 스톤' 이 돼 스크린으로 돌아왔다."
- ^ “지수원 훌훌 벗었다 연예계 입문 6년만에 첫 베드신 '농염'”. スポーツソウル 25版 1面. (2000年9月2日). オリジナルの2023年6月6日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧. "영화 '투캅스' 1, 2편의 터프한 여형사 지수원 (31) 이 4년 만의 컴백작 '배니싱 트윈' (윤태용 감독 Y2시네마 제작) 에서 '한국의 샤론 스톤' 이됐다."
- ^ “'한국의 샤론스톤' 거듭나기 '투캅스걸' 지수원”. スポーツソウル 25版 17面. (2000年9月14日). オリジナルの2023年6月6日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧。
- ^ “'한국의 샤론스톤' 꿈꾸는 지수원”. 女性東亜 (2000年10月). 2000年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月29日閲覧。
- ^ “새비디오 - '배니싱 트윈'”. 世界日報. (2000年10月20日). オリジナルの2023年6月18日時点におけるアーカイブ。 2023年9月30日閲覧. "언니의 사랑마저 훔치고 싶은 도발적 캐릭터 '유진'역으로 분한 지수원은 특유의 고집과 프로 근성으로 난해한 유진 역할을 소화해냈다. 아름다운 정사신을 위해 평소 꺼려왔던 과감한 노출을 단행,'배니싱 트윈'에서 성적 매력을 한껏 발산하며 '한국의 샤론 스톤'으로 자리잡았다."
- ^ “News - 개봉작: 배니싱 트윈”. Cine21 (2000年). 2000年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月12日閲覧。 “<배니싱 트윈>은 시사회 때 상영한 프린트에서 주변 인물들의 이야기를 15분 가량 덜어낸 뒤 개봉한다.”
- ^ “愛人 もうひとりのわたし”. cinemakorea.org (2002年2月24日). 2024年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月12日閲覧。
外部リンク
編集- 愛人 もうひとりのわたし - allcinema
- Aijin Mohitorinowatashi - IMDb
- 輝国山人の韓国映画 - 愛人 もうひとりのわたし アーカイブ 2023年9月30日 - ウェイバックマシン
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