悲しき朝やけ」(Dawn (Go Away))は、フォー・シーズンズが1964年に発表した楽曲。

悲しき朝やけ
フォー・シーズンズシングル
初出アルバム『Dawn (Go Away) and 11 Other Great Songs』
B面 追憶のなぎさ
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル ポップ
時間
レーベル フィリップス・レコード
作詞・作曲 ボブ・ゴーディオ、サンディ・リンザー
プロデュース ボブ・クルー
チャート最高順位
ミュージックビデオ
「Dawn (Go Away)」 - YouTube
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概要

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作詞作曲はボブ・ゴーディオとサンディ・リンザー。1963年11月に録音された。ボブ・クルーのプロデュースの下、チャーリー・カレロが編曲を担当した。ヴァースで「彼女の美しさはまるで真夏の朝のよう/人は彼女をドーン(Dawn)と呼ぶ」と歌われる。

レコーディング当時、フォー・シーズンズヴィージェイ・レコードとの間で印税未払いの問題が発生しており、訴訟にまで発展していた。1964年1月、グループはマーキュリー・レコードの傘下にあったフィリップス・レコードに移籍[2]。同年同月、ヴィージェイで録音した本作品をフィリップス・レコードからシングルとして発表した。B面は「追憶のなぎさ(No Surfin' Today)」[1]

「悲しき朝やけ」が発売されたのは、「抱きしめたい」が1964年1月25日付のキャッシュボックスで1位を、2月1日付のビルボード・Hot 100で1位を記録し、ブリティッシュ・インヴェイジョンがまさに始まっていたときであった。すぐにヒットするが、ビルボード誌では「抱きしめたい」と「シー・ラヴズ・ユー」に阻まれ、2月29日に記録した3位からのぼりつめることはできなかった。「インヴェイジョン」の名にふさわしく、ビートルズは「ツイスト・アンド・シャウト」「プリーズ・プリーズ・ミー」「キャント・バイ・ミー・ラヴ」の3曲の急上昇により、4月4日、ついに全米上位5曲独占という記録を打ち立てた[3]

ビートルズをはじめとするイギリスのグループの攻勢はすさまじかったが、フォー・シーズンズは同年7月に「悲しきラグ・ドール」によりビルボード・Hot 100の1位を2週連続で獲得している。

脚注

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