恵公(けいこう)は、秦の第15代公。夷公(中国語版)の子で哀公の孫。
太子であった父の夷公は早くに亡くなったため、代わって太子となった。
哀公36年(前501年)秋、哀公が薨去したため、恵公が立って秦公となった。
恵公5年(前496年)、晋では卿の荀寅(中国語版)(中行文子)と士吉射(中国語版)(范昭子)が晋に背いたため、卿の智躒(中国語版)(智文子)と趙鞅(趙簡子)がこれを撃った。
恵公10年(前491年)10月、薨去し、子の悼公が立って秦公となった。