恩塚亨

日本のバスケットボール指導者

恩塚 亨 (おんづか とおる、1979年〈昭和54年〉6月5日 - ) は、日本のバスケットボール指導者。バスケットボール女子日本代表ヘッドコーチ、東京医療保健大学女子バスケットボール部ヘッドコーチ、東京医療保健大学准教授

恩塚亨
ONZUKA Toru
バスケットボール女子日本代表 HC
役職 ヘッドコーチ
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1979-06-05) 1979年6月5日(45歳)
出身地 大分県中津市
キャリア情報
出身 筑波大学
早稲田大学大学院
指導者経歴
2002-2009
2006-2022
2024-
ナショナルチーム
2015
2017-2021
2021-2024
渋谷教育学園幕張中学校・高等学校
東京医療保健大学
東京医療保健大学

ユニバーシアード女子日本代表(AC)
女子日本代表(AC)
女子日本代表

経歴

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1979年大分県生まれ。幼少期よりバスケットボールを始める。選手ではなく指導者を志し、筑波大学進学、バスケットボール部に入部[1]

教員として

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大学で教員免許取得後、2002年から7年間渋谷教育学園幕張中学校・高等学校の教員として勤務し、女子バスケットボール部のコーチを務める[1]

2006年東京医療保健大学が新設されるタイミングで大学に企画書を提出して女子バスケットボール部を立ち上げた。大学教員になるため早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を修了。創部11年目の2017年全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)で初優勝を飾り、日本一に導く。2018年にインカレ2連覇を達成する[2]

2022年4月1日、女子日本代表ヘッドコーチに専念するため東京医療保健大学ヘッドコーチを退任[3]。2024年10月4日に復帰が発表された[4]

女子日本代表での活動

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2006年に東京医療保健大学でバスケットボール部を立ち上げた際、大学でのコーチングにとどまらず、日本代表の仕事をしたいという思いで、当時U21女子日本代表ヘッドコーチだった梅嵜英毅に自身を売り込み、ビデオコーディネーターとして受け入れられる[2][5][6]。当初は自費で海外の大会に帯同し、恩塚の現在の指導スタイルでもある試合映像の編集・分析を行った。2007年から正式に女子日本代表のアナリストとなり、2012年まで務めた[5]

2015年にユニバーシアード女子日本代表のアシスタントコーチを務めたのち、2016年リオデジャネイロオリンピックで再びアナリストとして女子日本代表に帯同[5][7]2017年から2021年東京オリンピックまで、トム・ホーバスヘッドコーチのもとで女子日本代表のアシスタントコーチを務めた[8]

2021年9月、男子日本代表ヘッドコーチに就任するホーバスの後任として女子日本代表ヘッドコーチに就任した[9]。就任直後に開催された2021年FIBA女子アジアカップで優勝を達成。2024年のパリオリンピックに出場したが予選リーグで3戦全敗し敗退。任期満了で退任した。

テレビ出演

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クリニック

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  • 「Wizards Basketball Camp」(2019年3月10日)東京医療保健大学主催[10]
  • 「NEXT LEVEL CLINIC」(2019年3月25日)KAGOバスケットボールスクール主催 指導者として[11]

作品

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書籍

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  • 『バスケットボール勝つためのフォーメーション』著者:日高哲朗/恩塚亨
  • 『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』著書:島沢優子
  • 『恩塚亨 プレッシャーリリースドリル~苦しい状況を打開する力が、積極的なプレーを引き出す~【全2巻】』
  • 『恩塚亨・1on1スキル&ドリル~プレーを体系化して現れる世界への近道~【全2巻】』

脚注

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  1. ^ a b 東京医療保健大と女子日本代表を支える恩塚亨(前編)「自分の人生は自分で作る」”. Basket Count/バスケット・カウント (2018年9月22日). 2019年3月7日閲覧。
  2. ^ a b 【女子バスケ】第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会 連覇で優勝”. 東京医療保健大学. 2019年3月7日閲覧。
  3. ^ “東京医療保健大、恩塚亨HCの退任を正式発表…2006年の創部からチームを指揮”. バスケットボールキング. (2022年4月1日). https://basketballking.jp/news/japan/univ/20220401/366328.html 2022年5月22日閲覧。 
  4. ^ バスケ、恩塚氏が大学監督に復帰 女子日本代表を指揮”. 共同通信社. 2024年10月5日閲覧。
  5. ^ a b c 【インタビュー】女子バスケ界注目の異色コーチ恩塚亨。モットーは「今できることのベストを尽くす」(小永吉陽子) - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース 個人. 2019年4月15日閲覧。
  6. ^ ON THE SPOT”. 2013年3月閲覧。
  7. ^ 東京医療保健大と女子日本代表を支える恩塚亨(後編)「どんな人生を歩みたいか」”. Basket Count/バスケット・カウント (2018年9月22日). 2019年3月7日閲覧。
  8. ^ 平成29年度日本代表 女子日本代表 メンバー | 公益財団法人日本バスケットボール協会”. www.japanbasketball.jp. 2019年3月7日閲覧。
  9. ^ 「バスケットボール男子・女子日本代表チーム」新ヘッドコーチ就任のお知らせ”. 日本バスケットボール協会 (2021年9月21日). 2021年9月21日閲覧。
  10. ^ より, Emory (2019年3月13日). ““本気で成長を目指す選手のために”をテーマに東京医療保健大がクリニックを開催!”. 月バス.com. 2019年4月15日閲覧。
  11. ^ 『NEXT LEVEL CLINIC』にトップ指導者が集結、スキルと意識を向上させる一日に”. Basket Count/バスケット・カウント. 2019年4月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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