恋のキラキラ星」 (こいのキラキラぼし、原題: When the Lovelight Starts Shining Through His Eyes) は、スプリームスが1963年に発表した楽曲。鳴かず飛ばずだったスプリームスはこの曲によって初めてビルボードTop40にチャートインすることができ(23位)、R&Bチャートでも2位を記録した。

「恋のキラキラ星」
スプリームスシングル
初出アルバム『Where Did Our Love Go
B面 愛の十字路
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 デトロイトヒッツヴィルUSA(1963年10月1日)
ジャンル R&B
時間
レーベル モータウン
作詞・作曲 ホーランド=ドジャー=ホーランド
プロデュース ブライアン・ホーランド
ラモント・ドジャー
チャート最高順位
スプリームス シングル 年表
A Breathtaking Guy
(1963年6月)
恋のキラキラ星
(1963年10月)
Run, Run, Run
(1964年2月)
ミュージックビデオ
「When the Lovelight Starts Shining Through His Eyes (Live)」 - YouTube
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概要

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1960年にザ・スプリームス(当時のグループ名はザ・プライメッツ)は最初のシングルをリリース。そこからレコードの売り上げは低迷し続けた。1963年6月、スモーキー・ロビンソンが作詞作曲しプロデュースした「A Breathtaking Guy」を発表するが、全米チャート75位にとどまった。ベリー・ゴーディはついに決断。マーサ&ザ・ヴァンデラスの「ヒート・ウェイヴ」やザ・ミラクルズの「ミッキーズ・モンキー」など立て続けにヒットを飛ばした3人のソングライターチーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドにスプリームスを預けた。

1963年10月1日、デトロイトヒッツヴィルUSAでホーランド=ドジャー=ホーランド作詞作曲による「恋のキラキラ星」のレコーディングは行われた。プロデューサーを務めるブライアン・ホーランドとラモント・ドジャーはフィル・スペクターが作り上げたウォール・オブ・サウンドに挑戦するとともに、スペクターに対する回答のつもりで音づくりを行った[2]フォー・トップスのメンバーが間奏近くの掛け声で参加。

同年10月31日、シングルとして発表された。B面は同じくホーランド=ドジャー=ホーランドが書いた「愛の十字路(Standing at the Crossroads of Love)」[1]。その後、8月31日発売のアルバム『Where Did Our Love Go』に収録された。シングル・バージョンは2分38秒と短く、ダイアナ・ロスのリード・ボーカルに深くエコーがかかっている。一方、アルバム・バージョン(3分3秒)のロスのボーカルにはエコーはほとんどかかってない。

ビルボード・チャートで23位を記録し、同R&Bチャートで2位を記録した。キャッシュボックス Top 100では20位に届いた。

ダスティ・スプリングフィールドがアルバム『A Girl Called Dusty』(1964年)の中でカバーしている。またゾンビーズもカバーしており、1985年に発売されたコンピレーションアルバム『Live On The BBC 1965-1967』に収録されている[3]

脚注

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  1. ^ a b 45cat - The Supremes - When The Lovelight Starts Shining Through His Eyes / Standing At The Crossroads Of Love - Motown - USA - M-1051
  2. ^ Dozier, Lamont; Bomar, Scott B. (November 26, 2019). How sweet it is: a songwriter's reflections on music, Motown and the mystery of the muse. United States: BMG Books. ISBN 978-1-94702631-5. https://books.google.com/books?id=3i2-DwAAQBAJ&dq=%22Run%2C+Run%2C+Run%22+%22The+Supremes%22+%22wall+of+sound%22&pg=PT114 14 February 2022閲覧。 
  3. ^ The Zombies – Live On The BBC 1965-1967 (1985, Vinyl) - Discogs