怨み
(怨恨から転送)
怨み(うらみ、常用漢字表記: 恨み)[注 1]は、他者からの仕打ちに対して不満と思い、憤って憎む気持ちのことを指す[1]。怨念、怨恨、私怨ともいう[2]。古来は、怨みや憎しみを持った人の生霊や、非業の最期を遂げた人の霊などが怨霊になると考えられていた[3]。
また、「うらみ」は心残りや悲しみなどを指すこともある[2]。「うらめしみ」という言葉は、形容詞「うらめしい」の語幹に、連用修飾語の「み」をつけたものが語源となっている[4]。
「怨み」を含む言葉
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 怨み(うらみ)は、平成22年内閣告示第2号「常用漢字表」に当てはまらない訓。
出典
編集- ^ “恨み/怨み/憾み(うらみ)の意味 - goo国語辞書”. goo辞書. 2021年8月17日閲覧。
- ^ a b デジタル大辞泉. “恨みとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,精選版. “怨霊とは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典, 精選版. “恨み・怨みとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
- ^ 故事成語を知る辞典. “怨み骨髄に入るとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉, 精選版. “睚眥の怨みとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
- ^ 故事成語を知る辞典. “徳を以て怨みを報ずとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
- ^ 故事成語を知る辞典. “怨みに報いるに徳を以てすとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
- ^ デジタル大辞泉. “身自ら厚くして薄く人を責むれば則ち怨みに遠ざかるとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。