応声寺 (館林市)
群馬県館林市西本町にある寺院
應聲寺(おうしょうじ)は、群馬県館林市西本町にある時宗の寺院。
應聲寺 | |
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所在地 | 群馬県館林市西本町2-50 |
位置 | 北緯36度15分01.0秒 東経139度31分38.2秒 / 北緯36.250278度 東経139.527278度座標: 北緯36度15分01.0秒 東経139度31分38.2秒 / 北緯36.250278度 東経139.527278度 |
山号 | 館林山 |
院号 | 浄徳院 |
宗派 | 時宗 |
本尊 | 阿弥陀三尊 |
創建年 | 嘉元4年(1306年) |
開山 | 他阿真教 |
文化財 | 館林城鐘(群馬県指定重要文化財) |
歴史
編集1306年(嘉元4年)、他阿真教によって開山された。他阿真教は時宗の遊行上人(法主)であり、念仏道場として創建したのが当寺の起源である。元々は同市城町に位置していたが、館林藩の藩主榊原康政の館林城整備工事に伴い移転、延宝年間(1673年 - 1681年)に現在地に移転した[1]。
当初の名称は「長福寺」であった。ところが1716年(享保元年)、紀州藩の藩主だった徳川吉宗が第8代将軍の位に就き、長男の長福丸(後の第9代将軍徳川家重)が将軍世子となった。将軍世子と同名になってしまったため、幕府に憚って「應聲寺」に改称した(避諱)[1]。
文化財
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館林城鐘(群馬県指定重要文化財 昭和28年8月25日指定)[2]
交通アクセス
編集- 館林駅より徒歩9分。
脚注
編集- ^ a b c 館林市史編さん委員会 編『館林市史 別巻 館林の寺社と史料』館林市、2020年、26p
- ^ 群馬県内の県指定文化財一覧群馬県、5p
参考文献
編集- 館林市史編さん委員会 編『館林市史 別巻 館林の寺社と史料』館林市、2020年