徳源院 (米原市)
滋賀県米原市の寺院
徳源院(とくげんいん)は、滋賀県米原市にある京極氏の菩提寺。寺号で清瀧寺(せいりゅうじ)とも呼ばれる。山号を霊通山と称する。宗派は天台宗。境内にある京極家墓所は国の史跡に指定されている。
徳源院 | |
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本堂 | |
所在地 | 滋賀県米原市清滝288 |
位置 | 北緯35度20分43秒 東経136度23分17秒 / 北緯35.34528度 東経136.38806度座標: 北緯35度20分43秒 東経136度23分17秒 / 北緯35.34528度 東経136.38806度 |
山号 | 霊通山 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩(秘仏) |
創建年 | 弘安9年(1286年) |
開基 | 京極氏信 |
別称 | 清瀧寺 |
札所等 | 湖北名刹札所23番 |
文化財 | 京極家墓所(史跡)ほか |
公式サイト | 徳源院 |
法人番号 | 3160005003995 |
歴史
編集弘安6年(1283年)、京極氏の初代当主・京極氏信は近江守へと任ぜられ、弘安9年(1286年)に清瀧寺を創建した。
寛文12年(1672年)、讃岐丸亀藩主京極高豊は江戸幕府に請願し、播磨の所領2村と近江を交換し、同地にあり京極氏の菩提寺であった近江清瀧寺を復興、付近に散在していた墓碑を一カ所に集めて整理し、三重塔を寄進、また歴代当主の墓を集めて並べ、院号を父・京極高和の法名に基づき徳源院と改めた。この三重塔は、1973年に滋賀県の有形文化財に指定されている。
境内
編集文化財
編集史跡(国指定)
編集- 清瀧寺京極家墓所
滋賀県指定有形文化財
編集- 徳源院三重塔
滋賀県指定名勝
編集- 徳源院庭園
米原市指定有形文化財
編集- 徳源院木造聖観世音菩薩立像
- 徳源院大般若経
米原市指定天然記念物
編集- 徳源院道誉桜
外部リンク
編集- 徳源院 - 京極氏歴代当主の位牌、墓、坐像などを見ることができる。