徳永瑞子
日本の看護師、ナイチンゲール記章受章者
徳永 瑞子(とくなが みずこ、1948年1月25日 - )は、日本の助産師、看護師、教授(聖母大学、聖母大学院;国際看護学ほか)。NGOアフリカ友の会代表。アフリカの人々に対する支援活動に積極的に従事している[1]。
経歴
編集- 国立東京第二病院勤務。
- 1971年:ザイール共和国で医療活動に従事(8年間)。
- 愛育病院、聖母病院勤務
- 1985年:アフリカ方面の支援活動に従事(エチオピアの干魃被災民の救援活動に参加する等)。
- 1990年:「読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞」受賞(『プサマカシ』)。
- 1991年:NGO「アフリカ友の会」を組織(アフリカのHIV感染者、AIDS患者の治療と生活支援、HIV感染の予防を目的とする)。ドラマ『プサマカシ』放映。
- 1993年:「ブエラブ保健センター」を開設(中央アフリカ共和国首都バンギ市内)。エイズの正しい知識を教える保健指導員を養成している。現在ではバンギだけで350人が活動する(2006年現在)[2]。
- 2002年:公益財団法人 社会貢献支援財団による平成14年度 社会貢献者表彰 第二部門(多年にわたる功労・日本財団賞)受賞。
- 2003年:長崎大学保健学科の教授に就任(国際保健看護学)。
- 2005年:国際赤十字からフローレンス・ナイチンゲール記章を受章[3]。
- 2006年:第34回医療功労賞受賞[4]。
テレビ出演
編集著書
編集- エチオピア日記 飢餓救済キャンプでの150日(1989年)海声社
- プサマカシ―若き助産婦のアフリカ熱中記(1991年)
- お産の原点を考える(1991年)
- 1991年6月の講演会の内容を収録したパンフレット
- 「人間らしく産む」徳永瑞子講演会より
- 「私たちも自然の一部」カンガルーの会シンポジウムより
- 「ザンベ!」―アフリカ・希望診療所 小さないのちの物語(1993年)
- シンギラミンギ―アフリカでエイズ患者と共に生きて(2001年)
- これは本当のアフリカのお話です―大好きで、いとおしいあなたへ(2009年)
- アフリカで老いを生きる「看護師・助産師として人々と共に」(2015年)
脚注
編集- ^ “何故、今、アフリカエイズ予防なのか?:講師 徳永瑞子氏”. 未来構想フォーラム (2008年). 2011年5月1日閲覧。
- ^ “第34回医療功労賞を受賞する徳永瑞子さん”. YOMIURI ONLINE(読売新聞) (2006年). 2011年10月1日閲覧。
- ^ “ナイチンゲール記章”. アフリカ友の会 (2005年). 2011年5月1日閲覧。
- ^ “第34回医療功労賞”. エーザイ株式会社 (2006年). 2011年10月1日閲覧。