御方広名
御方 広名(みかた の ひろな)は、奈良時代の貴族。姓は無姓のち宿禰。天武天皇の曾孫、図書頭・御方大野の子。官位は従五位下・上野守。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位下・上野守 |
主君 | 淳仁天皇→称徳天皇→光仁天皇→桓武天皇 |
氏族 | 無姓→御方宿禰 |
父母 | 父:御方大野 |
経歴
編集当初無姓であったが、淳仁朝の天平宝字5年(761年)広名を含む一族3名に対して宿禰姓が与えられた(この時の広名の官位は正八位上・内舎人)。
桓武朝の延暦3年(784年)従五位下・筑後守に叙任される。延暦10年(791年)正月に右京亮に任ぜられるが、早くも同年7月には上野守に任ぜられ、再び地方官に遷っている。
官歴
編集『続日本紀』による。