後藤元秀
日本の政治家
後藤 元秀(ごとう もとひで、1950年〈昭和25年〉5月25日[2] - )は、日本の政治家。福岡県豊前市長(3期)[3]。元福岡県議会議員(6期)。
後藤 元秀 ごとう もとひで | |
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内閣府地方創生推進室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1950年5月25日(74歳) |
出生地 | 日本 福岡県 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部 |
前職 | 福岡県議会議員 |
所属政党 |
(自由民主党→) 無所属 |
公式サイト | 豊前市 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2013年4月20日[1] - 現職 |
選挙区 | 築上郡・豊前市選挙区 |
当選回数 | 6回 |
在任期間 | 1991年4月30日 - 2013年 |
経歴・人物
編集福岡県出身。福岡県立修猷館高等学校、慶應義塾大学法学部卒業。大学時代はラグビーサークルに所属していた[4]。
1974年、西日本新聞社入社。社会部記者などを経て1985年に退職。1991年4月、福岡県議会議員に初当選。6期22年務めた[5]。県議時代は自由民主党に所属した[6]。
2013年4月、豊前市長に無投票で初当選[7]。2017年、無投票で再選。
2021年は初の選挙戦となり、前市議会議長の磯永優二を下し3選[8]。
不祥事・騒動
編集- 2019年8月1日、母親の葬儀に参列した有権者に香典返しとして焼酎を贈ったとして、福岡県警豊前署は後藤を公職選挙法違反(寄付行為の禁止)の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検した[9]。その後、不起訴処分となった[10]。
- 2022年2月3日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の世界日報社が運営する情報サイト「ビューポイント」は、後藤のインタビュー記事を配信した。後藤は台湾のサテライトキャンパス構想を語った[11]。
- 2022年10月14日、前年の市長選で告示前に投票を呼びかける名刺やはがきを有権者に配布したとして、福岡県警は後藤を公職選挙法違反(事前運動など)の疑いで、福岡地検小倉支部に書類送検した[12]。2023年3月27日付で福岡地検小倉支部は後藤を不起訴処分とした[13]。同年12月15日には、この市長選で対立候補に関する虚偽内容の文書を配ったなどとして、福岡県警が後藤を公職選挙法違反(虚偽事項公表、公務員の地位利用の選挙運動の禁止)の疑いで書類送検した[14]。
出典
編集- ^ 県内の長及び議員の任期満了一覧(平成30年10月29日更新)
- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、397頁。
- ^ 福岡県豊前市長 後藤元秀時事ドットコムニュース トップインタビュー
- ^ JSKSOB便り(1974年卒後藤さん)
- ^ 豊前市 2014年度 国際交流事業
- ^ 福岡県 議選:開票結果 : 統一地方選2011 : 地方選 : 選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- ^ 福岡・豊前市長に後藤氏日本経済新聞 2013年4月7日付
- ^ 福岡・豊前市長選、現職の後藤元秀氏が3選…市政継続訴え支持集める読売新聞2021年4月12日付
- ^ 豊前市長を書類送検 香典返しで焼酎贈った疑い 福岡県警西日本新聞 2019年8月6日付
- ^ “公選法違反「証拠得られず」 福岡・豊前市長不起訴”. 毎日新聞. (2019年9月18日) 2024年3月16日閲覧。
- ^ “台湾の大学誘致で地域活性化 福岡県豊前市長 後藤元秀氏”. ビューポイント (2022年2月3日). 2022年10月18日閲覧。
- ^ 福岡県豊前市長を公選法違反容疑で書類送検 事前運動などの疑い朝日新聞 2022年10月14日付
- ^ “公選法違反容疑で書類送検の豊前市長 不起訴”. NHK. (2023年3月27日) 2023年3月27日閲覧。
- ^ “うその文書投函容疑 福岡・豊前市長を書類送検 市長「覚えがない」”. 朝日新聞. (2023年12月15日) 2024年3月16日閲覧。
外部リンク
編集
公職 | ||
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先代 釜井健介 |
福岡県豊前市長 第17代:2013年 - |
次代 (現職) |