弘原海清
日本の地球科学者
弘原海 清(わだつみ きよし、1932年8月1日 - 2011年1月3日)は、日本の地球科学者。専門は情報地質学。NPO法人「大気イオン地震予測研究会e-PISCO」を設立し、理事長を務めた。
経歴
編集兵庫県出石町の出身。大阪市立大学大学院理学研究科卒。1966年 大阪市立大学 理学博士 「地史学における火山岩体の取扱について」。 姫路工業大学助教授、大阪市立大学理学部教授などを経て、1993年、大阪市立大学理学部長。
理学部長在職中の1995年1月17日、兵庫県南部地震による阪神・淡路大震災が発生、大阪市立大学阪神大震災学術調査団の団長として、宏観異常現象の収集に取り組む。また、1990年には日本情報地質学会を設立し、初代会長に就任する。
1996年、岡山理科大学に転出し、翌年、新設の総合情報学部教授。「地震危険予知プロジェクトPISCO」を立ち上げた。
著書
編集論文
編集推薦図書
編集- 田代明美 『震度7を生き抜く - 大震災から命を守るために』(推薦:弘原海 清)時空出版 2011年
脚註
編集- ^ 弘原海清氏死去(大阪市立大名誉教授・地球環境情報学) 時事通信 2011年1月4日閲覧
外部リンク
編集- NPO法人大気イオン地震予測研究会e-PISCO[リンク切れ]
- 弘原海 清・初代理事長 略歴[リンク切れ]
- 地震予知に挑んだ“異端”の科学者 読売テレビ「かんさい情報ネットten!」2011年2月22日 放送[リンク切れ]