廣埜神社

高知県高岡郡中土佐町上ノ加江にある神社

廣埜神社(ひろのじんじゃ)は、高知県高岡郡中土佐町上ノ加江にある神社。旧社格は郷社

廣埜神社

門前正面
所在地 高知県高岡郡中土佐町上ノ加江2804番
位置 北緯33度16分33.091秒 東経133度14分24.724秒 / 北緯33.27585861度 東経133.24020111度 / 33.27585861; 133.24020111 (廣埜神社)座標: 北緯33度16分33.091秒 東経133度14分24.724秒 / 北緯33.27585861度 東経133.24020111度 / 33.27585861; 133.24020111 (廣埜神社)
主祭神 息長帯姫命
社格郷社
創建 不詳
地図
廣埜神社の位置(高知県内)
廣埜神社
廣埜神社
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祭神

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主祭神は息長帯姫命である。相殿として、倉稲魂神武内宿禰命を祭る。

隣地区の久礼八幡宮の主祭神、応神天皇の生母を祭ることから、両社は密接な関係にあると考えられる。神功皇后の故事から、当社は特に安産のご利益があるとされる。

歴史

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詳細な由来等は1707年宝永4年)の宝永の大地震による津波で旧記流失のため不明であるが、古来より上ノ加江の総鎮守として崇敬されてきた。1588年天正16年)の長曽我部地検帳には「山サキ ヒロノ大明神」とある[1]

祭事

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  • 1月1日:歳旦祭
  • 旧暦2月初午:初午大祭…稲荷大神を祭る。
  • 6月30日:夏越大祓
  • 10月8日:秋季大祭…神功皇后を祭る廣埜神社の例祭。
  • 12月31日:年越し大祓


春の初午大祭と10月の秋大祭では「おなばれ」と呼ばれる御神幸がある。初午祭では相殿である稲荷神を祭り、神輿にも稲荷神の神霊を奉遷する。

秋の大祭が、廣埜神社主祭神の神功皇后を祭る例祭であり、上ノ加江で最も大きな祭である。

おなばれでは春秋ともに、地元漁師による「太刀練り」が神輿を警護し、神幸行列を先導する。

また秋の大祭では「花取り踊り」が網代地区および上ノ加江小学校児童により奉納される。

「太刀練り」「花取り踊り」は町の無形民俗文化財に指定されている[2]

境内社

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神社境内には、以下の三社がある。

  • 平田神社:平田兵庫守兼親を祭る。1809年文化6年)創建。
  • 白皇神社:平田神社と共に祭る。
  • 中山神社:上ノ加江にかつて実在した修験者「源岳法印」を祭る。

現地情報

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所在地
交通アクセス

脚注

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出典

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  1. ^ 上ノ加江町史編集委員会『上ノ加江町史』 上ノ加江町 1956年
  2. ^ 中土佐町サイト(民俗)2018年6月23日 閲覧