府中市立府中第三中学校
東京都府中市にある中学校
府中市立府中第三中学校(ふちゅうしりつ ふちゅうだいさんちゅうがっこう)は、東京都府中市本町四丁目にある公立の中学校。略称は府中三中。
府中市立府中第三中学校 | |
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北緯35度39分54秒 東経139度28分08秒 / 北緯35.66500度 東経139.46889度座標: 北緯35度39分54秒 東経139度28分08秒 / 北緯35.66500度 東経139.46889度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 府中市 |
学区 |
日吉町の1番 是政六丁目の全域 矢崎町の全域 南町の全域 本町の全域 片町二丁目の37番及び38番 片町三丁目の全域 分梅町二丁目の1から34番、35番(2、5、6、8)、37番(8)及び39から45番以外の地域 分梅町四丁目の1番、2番、10番(1、2、12、19)、13から23番、24番(2、3、9、10)、27番(4、6)、28番(2、3、7から9、11から16、19から21)、29番及び30番以外の地域 分梅町五丁目の全域 住吉町一丁目の1から14番、19番(2から5)、20番(1、2番)及び21から26番 |
校訓 | 自他の敬愛 |
設立年月日 | 1960年4月1日 |
開校記念日 | 6月10日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | C113220600033 |
中学校コード | C113220600033 |
所在地 | 〒183-0027 |
外部リンク | http://www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp/ |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集1960年(昭和22年)4月1日に開校した。教育目標校訓として「自他の敬愛」を掲げる[1]。
後述される校舎改築による、非常に清潔で綺麗な校舎内が有名である。
沿革
編集- 1961年 (昭和36年) 3月15日 - 校舎増築(第二期工事落成)
- 1964年 (昭和39年) 12月28日 - 体育館落成。翌年の1965年1月12日には落成記念式典が行われた。
- 1969年 (昭和44年)
- 1974年 (昭和49年) 4月1日 - 府中第八中学校が当校より分離し発足。
- 1979年 (昭和54年) 11月20日 - 創立20周年記念式典が行われる。
- 1982年 (昭和57年) 4月1日 - 浅間中学校が当校より分離し発足。
- 1990年 (平成2年) 12月15日 - 新体育館落成
- 1991年 (平成3年) 2月2日 - 創立30周年記念式典が行われる。
- 2000年 (平成12年) 10月27日 - 創立40周年記念式典が行われる。
- 2007年 (平成19年)
- 2010年 (平成22年) 11月19日 - 創立50周年記念式典が行われる[4]。
校区
編集- 日吉町の1番
- 是政六丁目の全域
- 矢崎町の全域
- 南町の全域
- 本町の全域
- 片町二丁目の37番及び38番
- 片町三丁目の全域
- 分梅町二丁目の1から34番、35番(2、5、6、8)、37番(8)及び39から45番以外の地域
- 分梅町四丁目の1番、2番、10番(1、2、12、19)、13から23番、24番(2、3、9、10)、27番(4、6)、28番(2、3、7から9、11から16、19から21)、29番及び30番以外の地域
- 分梅町五丁目の全域
- 住吉町一丁目の1から14番、19番(2から5)、20番(1、2番)及び21から26番
理念
編集- 教育目標
- 「自他の敬愛」
- 校章
設備
編集別館
編集1階
編集- 図書室 - コンピュータを利用した電子貸出機能を利用している。新刊を月に数回取り入れ、漫画、アニメのノベライズや”5分後”シリーズ、ライトノベルなども取り揃える。
- 木工室 - 各テーブルごと最大4機利用可能なコンセント、電動ノコギリやハンダごて、電動サンダーなどを取り揃える。
- 金工室 - DIY教室の活動場所である。
- 被服室 - 主に家庭科の授業で使われる。元々はコンピュータ室だった物を流用している。
2階
編集- 音楽室1 - 段差のある床とグランドピアノ、指揮台を備えた一般的な音楽室である。
- 音楽室2 - 生徒個人個人用の机と椅子があり、グランドピアノを備える。
- 理科室1 - 主に物理分野の実験の際に用いられ、てこ、滑走台、電圧計や電流計を備える。一般的な理科室より狭く、机も少ない。
- 理科室2 - 主に物理分野以外の実験に用いられる。
- 美術室 - 美術の授業で用いられる。美術部の活動場所でもあり、美術室1、2の二教室ある。
屋上
編集特別支援学級
編集2003年 (平成15年)、府中市内で初の中学校通級指導学級(情緒)として開級。生徒は通常は在籍する学級で学習をし、生徒の状況により、週に1回2時間程度(個別1時間、小集団1時間)の指導を基本として行う[6]。
主な年中行事
編集- 合唱コンクール- 毎年府中の森芸術劇場で行われている(2020年はcovid-19の影響で校内開催となった)[7]。 2021年度までは合唱祭と呼ばれ3月に行われていたが、2022年度より現在の名称となり、10月に実施される運びとなった。
- 学習発表会 - 各教科の作品を展示する。また、舞台部門では吹奏楽部、和太鼓部などの演奏が行われる[7]。
- 体育祭 - 学年別クラス毎に順位を競い合う。2021年度、2022年度はcovid-19の影響で簡素化しての実行となり、短距離走や選抜リレー、大縄跳びなどが種目となったが、例年は組体操や校独自のソーラン節などが披露される[7]。
- 校外学習 - 一年時は鎌倉へ、二年時は東京都23区へ、三年時は二泊三日の修学旅行という形で京都、奈良へ、生徒それぞれでコースを決め見学、文化学習を現地で行う。見学後は事後学習としてまとめた新聞を作成するのが通例である。
部活動
編集運動部8部活(内男女別3部活)、文化部5部活、その他4部活の計17種類である[8]。
運動部
編集- バレーボール部 (男女別) - 基本練習を中心とし、公式大会への出場を目標としている。
- バスケットボール部 (男女別) - 「感謝の気持ちと謙虚な態度をいつも忘れずに」を目標にしている。
- バドミントン部 - 年に三回の公式戦やフジ杯、JOC,冬季大会など複数の大会に出場している。
- サッカー部 - 都大会出場を目標としている。
- ハンドボール部 - 市大会での優勝を複数回獲得している他、関東大会出場も過去に果たしている。
- 硬式テニス部 (男女別) - 一般的に中学校の部活動では軟式テニスが行われるが、当校は硬式を採用しており、これを行うため越境を行う生徒も少なくない。
- 陸上競技部 - 「陸上『競技』部」として、試合への出場と記録の更新を目標に活動を行う。
- 野球部 - 2022年度現在新規部員を募集していない。
文化部
編集- 文芸部 - 各学期に一冊、部員の執筆した小説、詩を載せた部誌を発行する。
- 吹奏楽部 - 11月には市の連合音楽会に参加し、どりーむホールでの演奏を行う。
- 美術部 - 美術室での作品の展示、作品展への作品の発表、体育祭や合唱コンクールでの装飾を行う。
- 和太鼓部 -2月に行われる和太鼓コンクールでは、2年連続で優勝を果たしている。 保護者会での演奏の披露なども行う。
- 手芸部 - 作品の作成や、お菓子作りなどを手掛ける。
その他
編集委員会活動
編集- 専門委員会について、生徒会規約第7章第24条において、専門委員会は次の7委員会であると定められている。
- 生活委員会 生活委員登校する生徒へ挨拶を集団で行う挨拶運動や、置き勉の監視などを行う。
- 広報委員会 当校時や放課後の清掃時のBGMの担当,給食時間中に、その日の給食の解説や音楽を流すなどの業務を行う。週に一度、委員会誌の”エンドレス”を発行する。
- 図書委員会 図書室の貸出の手続き、書架整理、清掃、来室者統計などを行う。本を借りるよう呼びかけるポスターなども手掛ける。
- 美化委員会 トイレの石鹸やトイレットペーパーの補充、生徒がハンカチやマスクの予備を持っているかのチェック、学校美化を促すポスターの作成などを行う。
- 保健委員会 学校での衛生状態の管理、保健に関するポスターの掲示、清掃の指示などを行う
- 給食委員会 給食時の人との会話の有無[注釈 1]、机の上の状態などを確認し管理する
- 実行委員会 運動会、合唱コンクール、修学旅行などがあり、活動期間中は学級委員よりも強い影響力を持つこともある。
生徒会活動
編集- 生徒会規約第1章第2条において、「本会は府中市立府中第三中学校全生徒で組織する」と定められている。
- 同第2章第5条において、生徒総会、中央評議会、生徒会役員会、学級委員会、専門委員会、学級会、部長会、部活動を置くことが定められている。
- 生徒総会について、同第3章第6条において、生徒会は生徒会の最高決議機関であり、次のことを審議すると定められている。
- 生徒会規約の改正
- 生徒会年計画の決定
- その他、本会運営について極めて重要なこと
- 生徒会役員会について、同第4章第12条において、本会に「会長1名、副会長2名、書紀2名、庶務2名」を置くことが定められている。また、同第13条において、「役員の任期は一年間とし、10月から9月までとする。すべて旧役員は新役員が選出されるまで引き続き業務を行う」と定められている。
- 中央評議会について、同第5章第15条において、「中央評議会は役員及び各学年の学級委員会、専門委員会の委員長で構成する」と定められている。
- 同第16条において、「中央評議会は生徒総会に次ぐ議決機関」であり、次を行うとされている。
- 全校的な諸問題を審議決定し、実行する。
- 生徒会規約を基準とした細則を決める。
- その他本会運営に関して必要なことの審議決定し、仕事を分担し実行する。
校歌
編集作詞は渡辺敬晶、作曲は五十嵐康博である。昭和35年11月18日に制定された[11] 。
1. 古い歴史の 多摩川べりに
春はめぐって 文化の香り
自他の敬愛 教えの基と
築く 学園 府中三中
2. 多摩の横山 霞にこもり
あがる雲雀の 歌声のどか
真理 もとめて 昨日も今日も
励む 学園 府中三中
3. 分倍河原の 欅のうえに
仰ぐ富士がね われらの理想
大志いだいて 正しく強く
進む 学園 府中三中
交通
編集関連項目
編集脚注
編集出典
編集- ^ “教育目標 | 府中市立府中第三中学校”. www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp. 2022年3月4日閲覧。
- ^ 「中学校は三中に入学し、引っ越しをしたので途中から四中に通いました。」東京都府中市・野口忠直市長との「新春対談」にて、安めぐみ発言部分。 (PDF) - 「広報ふちゅう」府中市 平成21年(2009年)1月1日 第1509号
- ^ “高野律雄の略歴 | 高野 律雄”. norio-takano.com. 2022年11月22日閲覧。
- ^ a b “学校紹介 | 府中市立府中第三中学校”. www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “教育目標 | 府中市立府中第三中学校”. www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “特別支援教室【情緒】 | 府中市立府中第三中学校”. www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp. 2022年7月20日閲覧。
- ^ a b c “学校行事 | 府中市立府中第三中学校”. www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp. 2022年3月4日閲覧。
- ^ “各部の紹介 | 府中市立府中第三中学校”. www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “【学習教室】活動計画”. 2022年7月20日閲覧。
- ^ 2022年度生徒手帳28~33頁より
- ^ “校歌 | 府中市立府中第三中学校”. www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp. 2022年6月30日閲覧。
注釈
編集- ^ 2022年12月現在、covid-19の流行により、2020年から当校では給食時間中の会話が禁止されている。