広陵町町歌
(広陵町音頭から転送)
「広陵町町歌」(こうりょうちょうちょうか)は、日本の奈良県北葛城郡広陵町が制定した町歌である。作詞は大山浩平、作曲はキダ・タロー。
広陵町町歌 | |
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作詞 | 大山浩平 |
作曲 | キダ・タロー |
採用時期 | 1977年12月20日[1] |
言語 | 日本語 |
本記事では、町歌と同一の告示で制定された町民音頭の「広陵町音頭」についても解説する。
解説
編集「広陵町町歌・音頭」 | |
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ボニージャックス、天地総子 の シングル | |
A面 | 広陵町町歌 |
B面 | 広陵町音頭 |
リリース | |
規格 | コンパクト盤 |
ジャンル | 町歌、音頭 |
レーベル | 朝日ソノラマ(SS-3832) |
作詞・作曲 |
A面‥作詞:大山浩平、作曲:キダ・タロー B面‥監修:広陵町町歌等選定委員会、作曲:大前成之(#B) |
1977年(昭和52年)に広陵町の成立20周年を記念して町民憲章および町木・町花の選定と合わせて役場内に「広陵町町歌等選定委員会」を設置し、同年12月20日付の告示で町歌と町民音頭が制定された[注 1]。
町歌の作曲はCMソングの名手として知られたキダ・タローに依頼されたもので[2]、奈良県内では他に「山添村村歌」および葛城市の市歌「緑の風」を手掛けている[3]。キダは2015年(平成27年)9月に町制60周年記念事業として開催された「広陵かぐや姫まつり」でゲストに呼ばれ、町立広陵中学校吹奏楽部の町歌演奏で自ら指揮を行った[3]。
制定時に朝日ソノラマがボニージャックスの歌唱でA面に町歌、B面に「広陵町音頭」を収録したレコード(規格品番:SS-3832)を製造している。B面収録の「広陵町音頭」の作曲者は大前成之だが、例規集・レコードとも作詞者の個人名はクレジットされておらず監修「広陵町町歌等選定委員会」の名義となっている[1]。役場では始業時に町歌を演奏しており、仕事始めと仕事納めでは職員全員による斉唱を行っている[2]。
広陵町に関係する町歌および町民音頭以外の楽曲としては、2015年に選定されたイメージソング「広き陵(おか)」(作詞:大山真人、作曲:米谷幸)がある[4]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “○広陵町町歌及び広陵町音頭”. 広陵町例規集. 広陵町役場 (1977年12月20日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ a b ““浪花のモーツァルト”作曲家 キダ・タローさん死去 93歳”. NHKニュース (NHK奈良放送局). (2024年5月16日) 2024年12月21日閲覧。
- ^ a b “キダ・タローさん奈良県内でも数多くの曲残す 広陵町歌や葛城市の市歌など作曲”. 奈良新聞. (2024年5月17日) 2024年12月21日閲覧。
- ^ “広陵町イメージソング「広き陵」について”. 広陵町役場 (2016年9月1日). 2024年12月21日閲覧。