広瀬絣
島根県安来市広瀬町で製造される絣
広瀬絣(ひろせがすり)は、島根県安来市広瀬町(旧能義郡広瀬町)で製造されている絣。倉吉絣、弓浜絣とともに山陰の三絵絣の一つとされる。大柄の絵絣が特徴。
概要
編集1824年に町医者の妻の長岡貞子が米子町(現・米子市)から染色の技術を広めたのを始まったとされており[1]、広瀬藩の保護を受けた[2]。同藩の絵師堀江友声[3]の図案で織られたという[4]。「広瀬の大柄、備後の中柄、久留米の小柄」と評された[2]。
1962年には県の無形文化財に指定[1]、1970年には伝承するために伝習所を設立[1]、1985年には広瀬絣センターを設立した[1]。
特徴
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