広東省人民体育場
広東省人民体育場(カントンしょうじんみんたいいくじょう、簡体字中国語: 广东省人民体育场, 英: Guangdong Provincial People's Stadium)は、中国・広東省広州市にある多目的スタジアムである。
広東省人民体育場 | |
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施設情報 | |
所在地 | 広東省広州市越秀区較場西路18号 |
位置 | 北緯23度07分38秒 東経113度16分43秒 / 北緯23.12711度 東経113.278672度座標: 北緯23度07分38秒 東経113度16分43秒 / 北緯23.12711度 東経113.278672度 |
起工 | 1916年12月 |
開場 | 1932年 |
修繕 |
1946年 1950年-1960年代 1990年 2010年 |
所有者 | 広東省人民政府 |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105 x 68 m |
使用チーム、大会 | |
広東日之泉(中国サッカー・甲級リーグ) 1991 FIFA女子ワールドカップ 1997 AFC女子選手権 2010年アジア競技大会 | |
収容人員 | |
25,000[1] |
広東省人民体育場 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 廣東省人民體育場 |
簡体字: | 广东省人民体育场 |
拼音: | Guǎngdōng Xǐng Rénmín Tǐyùchǎng |
発音: | クワントンシェン ジェンミン ティーユイチャン |
英文: | Guangdong Provincial People's Stadium |
概要
編集1932年に設立された。収容人数は25,000人、敷地面積は34,000平方メートル。中国国内に現存する施設の内、有数の古い競技場である。広東省の資料によると、1906年1月10日に広東省大運動会に使用されていたとの記述があり、百年体育場と呼ばれることもある[2]。1932年にスポーツ専用のスタジアムとして建設された。スタジアムのあった場所が明朝、清朝の時代に軍隊の訓練場であったことから、建設後暫くは東較場(英: East Parade Ground)と呼ばれていたが、中華人民共和国設立後の1950年、名称が広東省人民体育場に変更になった。日中戦争及び国共内戦の際にスタジアムは破壊されており、修復工事が1950年から1960年代頃行われた。改修後、収容人数は8,000人から11,000人まで拡大された。1983年、国際女子サッカートーナメントの開催に伴い改修工事が行われ、4基の照明塔が設置され、収容人数が27,096人に増加。1990年、翌年に開催される第1回FIFA女子ワールドカップに向けて大規模な改修工事が行われ、電光掲示板の設置及び座席の増築が行われた[3]。また、2010年には広州アジア大会に向けてさらなる改修工事が行われた。
用途
編集主にサッカーの試合に用いられ、中国サッカー・甲級リーグ(中国甲級聯賽、国内サッカーリーグ2部に相当)に所属する広東日之泉のホームスタジアムとして利用されている。
1991 FIFA女子ワールドカップではグループリーグの会場として用いられた。1997年には1997 AFC女子選手権の会場として使用された。
また、2010年アジア競技大会においてはサッカー競技などが開催された。
アクセス
編集
脚注
編集- ^ worldstadiums.com
- ^ 百年体育场--广东省人民体育场
- ^ 东较场的前世今生 2010年9月10日掲載、2012年2月18日閲覧。
- ^ 广东省人民体育场交通指南 gd.news.sina.com.cn