広島市消防局

広島県広島市の消防部局

広島市消防局(ひろしまししょうぼうきょく)は、広島県広島市の消防部局(消防本部)。管轄区域は広島市全域および安芸郡海田町熊野町坂町山県郡安芸太田町廿日市市吉和地区。海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、廿日市市(吉和地区に限る)は常備消防事務を広島市に委託している。 北緯34度22分49.7秒 東経132度27分8.2秒 / 北緯34.380472度 東経132.452278度 / 34.380472; 132.452278

広島市消防局
広島市消防局・中消防署
情報
管轄区域 広島市
安芸郡海田町熊野町坂町
山県郡安芸太田町
廿日市市吉和地区
消防署数 8
出張所数 32
所在地 730-0051
広島県広島市中区大手町五丁目20番12号
地図
北緯34度22分49.7秒 東経132度27分8.2秒 / 北緯34.380472度 東経132.452278度 / 34.380472; 132.452278座標: 北緯34度22分49.7秒 東経132度27分8.2秒 / 北緯34.380472度 東経132.452278度 / 34.380472; 132.452278
リンク 広島市公式ホームページ 消防
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沿革

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参考文献 : 平成24年版消防年報(広島市消防局刊)

組織

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消防年報 令和4年(2022年)版より 所在地
広島市消防局 総務課 庶務係、企画広報係、経理係、音楽隊 中区大手町五丁目20番12号

消防局整備工場:中区大手町五丁目19番7号

消防航空隊基地:西区観音新町四丁目10番2号

広島市総合防災センター:安佐北区倉掛二丁目33番1号

消防団室
職員課 人事係、労務係
施設課 施設係、機械装備係
予防部 予防課 予防係、調査係、違反是正係
指導課 建築設備係、危険物係
警防部 警防課 警防企画係、指令第一係、指令第二係、指令第三係
消防機動隊
消防航空隊
救急課 救急救命士養成所
中消防署 予防課 予防係、査察係 中区大手町五丁目20番12号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
白島出張所 中区白島九軒町12番20号
基町出張所 中区基町20番8号
江波出張所 中区舟入南六丁目2番1号
東消防署 予防課 予防係、査察係 東区光町二丁目12番6号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
福田出張所 東区福田七丁目2番10号
温品出張所 東区温品五丁目3番1号
戸坂出張所 東区戸坂出江二丁目9番11号
南消防署 予防課 予防係、査察係 南区的場町二丁目5番14号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
水上出張所 南区宇品海岸二丁目23番39号
青崎出張所 南区東青崎町10番25号
東本浦出張所 南区東本浦町23番6号
日宇那出張所 南区日宇那町3番6号
宇品出張所 南区宇品東二丁目1番46号
似島出張所 南区似島町字家下752番地の74
西消防署 予防課 予防係、査察係 西区都町43番10号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
三篠出張所 西区三篠町三丁目16番23号
己斐出張所 西区己斐中三丁目14番2号
庚午出張所 西区庚午中四丁目21番19号
井口出張所 西区商工センター四丁目1番1号
安佐南消防署 予防課 予防係、査察係 安佐南区緑井一丁目10番3号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
上安出張所 安佐南区上安五丁目8番14号
祇園出張所 安佐南区祇園二丁目48番11号
沼田出張所 安佐南区伴東四丁目18番6号
安佐北消防署 予防課 予防係、査察係 安佐北区可部南四丁目26番13号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
白木出張所 安佐北区白木町大字市川1533番地の5
高陽出張所 安佐北区真亀一丁目3番6号
可部出張所 安佐北区可部七丁目7番16号
安佐出張所 安佐北区安佐町大字飯室3052番地の1
安芸太田出張所 山県郡安芸太田町大字中筒賀345番地の2
安芸消防署 予防課 予防係、査察係 安芸郡海田町堀川町3番12号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
瀬野川出張所 安芸区中野東七丁目14番23号
矢野出張所 安芸区矢野西二丁目16番1号
熊野出張所 安芸郡熊野町萩原六丁目26番8号
坂出張所 安芸郡坂町横浜中央一丁目1番11号
佐伯消防署 予防課 予防係、査察係 佐伯区五日市中央七丁目25番18号
警防課 消防指導係
警防第一・二係、救助第一・二係、救急係
湯来出張所 佐伯区湯来町大字和田224番地
石内出張所 佐伯区石内北五丁目5番1号
八幡出張所 佐伯区利松一丁目5番24号
海老園出張所 佐伯区海老園一丁目2番54号

安佐南消防署は震度7地震に耐えられる免震構造が採用され、広島市役所本庁舎や本部が被災して機能しない場合に、対策本部を置くことができるようになっている[2]

主力機械

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  •  
    三篠出張所所属のタンク車
     
    指揮調査隊運用車両
    令和5年(2023年)版消防年報より
    • 239台の消防車が配備されている。
  • 消防ポンプ車
    • 全消防署及び出張所配備。普通ポンプ車を0台、中型ポンプ車を32台、水槽付きポンプ車を40台の計72台を保有している。
  • 救助工作車
    • 各消防署に1台ずつ、安芸太田出張所に1台、計9台配備。なお、中・東両署にはIII型を配備。中消防署の車両は特別高度救助隊(ハイパーレスキューひろしま)運用しており電磁波人命探査装置も積載している。
    • 指揮調査隊車            8台。各消防署に1台ずつ配備。2024年まではポンプ車タイプを使用していたが2024年度からはハイエースタイプを配備。
 
特別高度救助隊運用車両
 
メルセデス・ベンツ310D
 
トラックベース
 
ハイメディック
  • 化学消防自動車
    • 南消防署青崎出張所・西消防署井口出張所・安芸消防署坂出張所にそれぞれ1台ずつ計3台配備。
  • はしご車
    • 12台配備している。
  • 特別高度工作車
    • 1台。2024年2月に総務省消防庁より無償配備。東消防署の救助隊が運用している。大型ブロアーとウォーターカッターを搭載している。
    • 先代車両は2009年(平成21年)に総務省消防庁より無償配備。当初は中消防署だったが、後に東消防署へと配置転換された。
  • 特殊災害対応車
  • 屈折放水搭車
    • 0台。東消防署に配備していた。
  • 大型水槽車
    • 1台。安佐南消防署に配備。
  • 照明電源車
    • 0台。南消防署日字那出張所に配備していた。
  • 指揮車
    • 11台。指揮車両の多くはマツダの車両が占める。
  • 消防艇
    • 消防艇「ひろしま」。南消防署水上出張所へ配備・運用。広島港似島金輪島などの消防防災体制の強化を目的に、1代目が 1979年(昭和54年)12月に配備。
    • 現在のものは2024年に配備された3代目。
    • 2代目は1998年(平成10年)4月に配備。
  • 消防ヘリコプター
    • 消防ヘリ「ひろしま」を1機配備。ヘリコプターを県内で共同利用する「広島県下市町共同利用方式」によって、県内のうち広島市以外の全市町は経費の3分の1を市に支払っている。
  • その他車両
    • このほか、支援車やホース延長車、重機搬送車等も配備。
  • 可搬式ポンプ
消防車両などの台数(各消防署は出張所を含んだ総数)
消防局 中署 東署 南署 西署 安佐南署 安佐北署 安芸署 佐伯署 総合防災

センター

庁舎 整備工場 航空隊
消防ポンプ車 1 4 6 4 3 5 4 5
水槽付消防ポンプ自動車 4 4 5 5 5 7 5 5
化学消防自動車 1 1 1
はしご車 2 1 1 2 1 2 1 2
大型水槽車 1
救助工作車 1 1 1 1 1 2 1 1
災害対応特殊車 1 3 1 1 1 2
高規格救急自動車 5 5 8 6 5 8 6 7
指揮車 3 1 1 1 1 1 1 1 1
広報車 1 1 2 1 1 2 1 1
積載車 1 1
輸送車 1 1 1 1 1 1 1 2
査察広報車 1 1 1 1 1 2 2 1
起震車 1
機関員訓練車 4
研修ポンプ車 1
救急研修車 1
マイクロバス等 1 1 2 1 1 1
パトロール車 1
連絡車 1 6 1 2 1
輸送車 1 1 1
電源車(航空用) 1
水陸両用バギー 1
原動機付自転車 5 7 11 12 12 17 10 8
小型動力ポンプ 5 5 10 6 6 7 6 6
消防艇 1
救助艇 1
ヘリコプター 1

消防団

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年間行事

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  • 1月:消防出初式
  • 3月:防火訪問
  • 6月:水防訓練
  • 9月:消防ポンプ操法記録会
  • 11月:防火訪問
  • 12月:年末特別警戒
令和4年4月1日現在 中消防団 東消防団 南消防団 西消防団 安佐南消防団 安佐北消防団 安芸消防団 佐伯消防団 総数
総員 199 208 290 189 340 589 263 319 2397(定員:2753)
中型ポンプ自動車 0 1 0 0 3 14 9 5 32
積載車 9 11 12 9 21 34 8 20 124
小型動力ポンプ 9 12 16 9 23 46 17 22 154
ホース 270 295 340 240 605 1240 485 655 4130

脚注

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注釈

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  1. ^ 安芸区は飛び地のため旧海田消防の管轄だった。
  2. ^ 本署は安佐北署安芸太田出張所に改称、湯来出張所は佐伯署の管轄になる。

出典

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外部リンク

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