幼蘭
幼蘭(ようらん、1884年 - 1921年10月1日)は、清の皇族愛新覚羅載灃の嫡福晋(正妃)。溥儀(大清帝国第12代にして最後の皇帝、宣統帝)、溥傑、韞瑛、韞龢、韞穎の生母。父は清末の軍人・政治家で、満州正白旗人の栄禄。
幼蘭 | |
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幼蘭 | |
続柄 | 醇親王載灃嫡福晋 |
称号 | 嫡福晋 |
出生 |
1884年 清 直隷省順天府 (現:北京市) |
死去 |
1921年10月1日 中華民国 京都特別市(現:北京市) |
配偶者 | 醇親王載灃 |
子女 | 溥儀、溥傑、韞瑛、韞龢、韞穎 |
家名 | 瓜爾佳(グワルギャ)氏 |
父親 | 栄禄 |
母親 | 劉佳氏 |
経歴
編集光緒10年(1884年)に清の高官栄禄の娘として生まれた。 光緒27年(1901年)11月26日、醇親王載灃と慈禧太后(西太后)の命令で婚約し、光緒28年7月18日(1902年8月21日)、父・栄禄の屋敷で盛大な結婚式をあげた。 溥儀、溥傑、韞瑛、韞龢、韞穎を出産した。1921年10月1日に醇親王の生母・劉佳氏(奕譞王の側福晋)とともに宮中に呼びされ、「溥儀のしつけができていない」と端康太妃から激しく叱られ、屋敷に戻ったあとに、アヘンを飲んで自殺をした。溥儀には幼蘭が自殺したことは秘密にされ、幼蘭は脳卒中で死んだと報告された[1]。
登場作品
編集- テレビドラマ
- ラストエンペラー - 1987年、 コロンビア ピクチャーズ、松竹富士、演:リャン・ドン