幸田国広
日本の教育学者
幸田 国広(こうだ くにひろ、1967年 - )は、日本の教育学者。専門は国語教育史。早稲田大学教育学部国語国文学科教授。国語教育史学会運営委員長。
人物・経歴
編集東京都生まれ[1]。法政大学文学部日本文学科卒業後[1][2]、法政大学第二中・高等学校教諭を経て[1]、2008年早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了[1][2]、博士(教育学)[2][3]。東洋大学文学部教育学科准教授を経て[1]、早稲田大学教育・総合科学学術院教育学部国語国文学科教授[2][4]。専門は国語教育史で[2][4]、国語教育史学会運営委員長も務めた[5]。
著作
編集- 『高等学校国語科の教科構造 : 戦後半世紀の展開』渓水社 2011年
- 『国語教育は文学をどう扱ってきたのか』大修館書店 2021年
編著
編集- 『教職エッセンシャル : 学び続ける教師をめざす実践演習』(山崎準二, 藤本典裕と共編著)学文社 2013年
- 『変わる!高校国語の新しい理論と実践 : 「資質・能力」の確実な育成をめざして』(大滝一登と共編著)大修館書店 2016年
- 『新科目編成とこれからの授業づくり』(町田守弘, 山下直, 高山実佐, 浅田孝紀と共編著)東洋館出版社 2018年
- 『新時代の大学入試国語記述式問題への対応 : 10の問題例とその解説』教育出版 2019年
- 『高校国語〈比べ読みの力〉を育む実践アイデア : 思考ツールで比べる・重ねる・関連付ける』大修館書店 2023年
編集
編集- 『探究学習 : ことばの授業づくりハンドブック : 授業実践史をふまえて』渓水社 2020年
放送
編集脚注
編集- ^ a b c d e f 高等学校国語科の教科構造―戦後半世紀の展開紀伊國屋書店
- ^ a b c d e コウダ クニヒロ 幸田 国広早稲田大学研究者データベース
- ^ 戦後中等教育における「国語科」構造の研究 : 新制高等学校「国語科」の成立と展開 幸田, 国広 コウダ, クニヒロ
- ^ a b ■教員紹介(2)早稲田大学
- ^ 幸田国広 プロフィールHMV&BOOKS online