幸せのみつけ方
プリシラ・アーンのアルバム
『幸せのみつけ方』(原題:When You Grow Up)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、プリシラ・アーンが2011年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[2]。
『幸せのみつけ方』 | ||||
---|---|---|---|---|
プリシラ・アーン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | フォーク、ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース |
イーサン・ジョンズ マイケル・アンドリュース(#13, #14) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
プリシラ・アーン アルバム 年表 | ||||
|
背景
編集ライアン・アダムス、キングス・オブ・レオン、クラウデッド・ハウス等の作品を手がけてきたイーサン・ジョンズが、プロデュース及び演奏に貢献した[4]。日本盤ボーナス・トラックの「カントリー・ロード」は、映画『耳をすませば』に基づく日本語詞で歌われており、アーン自身は「完璧な日本語で歌いたい」という思いから、何度もデモ・テープを日本へ送って発音を正したという[2]。
反響・評価
編集母国アメリカでは、総合アルバム・チャートのBillboard 200入りは果たせなかったが、『ビルボード』のトップ・ヒートシーカーズでは11位に達した[5]。日本では、2011年5月16日付のオリコンチャートで最高193位を記録した[1]。
Andrew Leaheyはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「ここではアコースティック・ギターがたっぷり使用されたのと同様、ピアノが柔和に跳ねる音も盛り込まれているが、何よりアーンのボーカルに焦点が当てられている」「アーンがインディー・ポップ、トーチ・ソング、ノラ・ジョーンズ的なスタイルのジャズに手を染めた2008年のデビュー作と比べて、よりパーソナルに感じられる」と評している[3]。
収録曲
編集特記なき楽曲はプリシラ・アーン作。
- 幸せのみつけ方 - "When You Grow Up" (Priscilla Ahn, Jake Blanton) - 3:02
- 誓い - "One Day I Will Do" - 4:16
- ウ・ラ・ラ(あらまぁ…) - "Oo La La" (P. Ahn, Eleni Mandell) - 3:13
- ヴァイブ・ソー・ホット - "Vibe So Hot" (Benji Hughes) - 2:25
- シティ・ライト(プリティ・ライト) - "City Lights (Pretty Lights)" (P. Ahn, Inara George) - 3:23
- 恋する時間 - "I Don't Have Time to Be in Love" (P. Ahn, Charlie Wadhams) - 3:26
- クライ・ベイビー - "Cry Baby" - 3:14
- ロスト・コーズ - "Lost Cause" - 4:09
- エンプティ・ハウス - "Empty House" - 4:26
- ゲット・オーヴァー・ユー - "I Will Get Over You" (P. Ahn, Sia Furler) - 3:42
- エルフ・ソング〜妖精の歌 - "Elf Song" - 4:16
- トーチ・ソング - "Torch Song" - 5:25
日本盤ボーナス・トラック
編集- ラヴ - "Love" (John Lennon) - 2:34
- カントリー・ロード(日本語Ver./アコースティック〜『耳をすませば』より) - "Take Me Home, Country Roads (Acoustic)" (John Denver, Bill Danoff, Catherine Danoff/Japanese Lyrics: Mamiko Suzuki, Hayao Miyazaki) - 2:50
参加ミュージシャン
編集- プリシラ・アーン - ボーカル、ギター、オムニコード、メロトロン、カシオ・キーボード、スタイロフォン、オートハープ、ピアノ、ストリングス・シンセサイザー、サウンド・エフェクト、チャンバリン、トイ・ピアノ、パンプ・オルガン、バンジョー、マークソフォン
- イーサン・ジョンズ - サウンド・エフェクト、パンプ・オルガン、メロトロン、ループ、パーカッション、ギター、ドラムス、ストンプ、バス・ハーモニカ、オプティガン
- ジョン・ウッド - ピアノ、エレクトリックピアノ、チェレステ
- ガス・セイファート - モーグ・シンセサイザー、サウンド・エフェクト、カシオ・キーボード、ギター、ラップ・スティール、アコースティック・ベース
- サム・ディクスン - ベース
- ジェレミー・ステーシー - ドラムス
- ドミニク・モンクス - ストンプ、サウンド・エフェクト
- ルーシー・ウィルキンス - 1stヴァイオリン
- カリーナ・デ・ラ・メア - 2ndヴァイオリン
- ヴィンセント・グリーン - ヴィオラ
- ヘレン・ラスボーン - チェロ
- マイケル・バークレー・グリーン - バックグラウンド・ボーカル
- チャーリー・ワダムス - バックグラウンド・ボーカル
- マイケル・アンドリュース - ピアノ、キーボード、ギター (on #13)
- アミール・ヤグマイ - ヴァイオリン、ミュージックソー (on #13)
- ロバート・ウォルター - ピアノ (on #14)
脚注・出典
編集- ^ a b c ORICON NEWS
- ^ a b c “プリシラ・アーン、『幸せのみつけ方』には心温まる日本語の歌も”. BARKS. Japan Music Network (2011年4月27日). 2017年9月15日閲覧。
- ^ a b Leahey, Andrew. “When You Grow Up - Priscilla Ahn”. AllMusic. 2017年9月15日閲覧。
- ^ Ethan Johns | Credits | AllMusic
- ^ “Priscilla Ahn - Awards”. AllMusic. 2014年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月15日閲覧。