平野 聡(ひらの さとし、1970年7月13日[1] - )は、日本の政治学者歴史学者博士法学)。東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻はアジア政治外交史。

略歴

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  • 神奈川県出身[1]
  • 1994年 東京大学法学部卒業
  • 1996年 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
  • 1999年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学
  • 2002年 東京大学博士(法学) 博士論文は「「皇清の大一統」とチベット問題 」[2]
  • 2003年 東京大学大学院法学政治学研究科助教授
  • 2007年 同准教授
  • 2014年 同教授(現職)

受賞

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2004年 サントリー学芸賞(思想・歴史部門)-『清帝国とチベット問題』に対して

著書

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論文

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雑誌論文

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  • 「チベット仏教共同体と『中華』――清朝期多民族統合の一側面」『國家學會雑誌』110巻3・4号(1997年)
  • 「『西部大開発』時代のチベット問題――中国の『持続的開発』と伝統文化」『現代思想』29巻4号(2001年)
  • 「現代中国知識分子は『チベット』をどうみるか」『中国研究月報』55巻4号(2001年)
  • 「『解放』とは何か――『チベット解放』からみた一考察」『中国』16号(2001年)
  • 「『公正な帝国』から『近代中華帝国』へ――清帝国の統治構造変動と民族問題」『歴史学研究』776号(2003年)
  • 「宗教からみた中国国家――『世俗権力の合理性』とその限界を中心に」『中国』19号(2004年)
  • 「中国民族問題の近代的起源――多様性の維持と後発国型国家建設の相克」『現代中国研究』19号(2006年)

単行本収録論文

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  • 「近現代チベット史における『親中』の位相」毛里和子編『現代中国の構造変動(7)中華世界――アイデンティティの再編』(東京大学出版会, 2001年)
  • 「チベット社会」佐々木信彰編『現代中国の民族と経済』(世界思想社, 2001年)
  • 「『公正な帝国』から『近代中華帝国』へ」歴史学研究会編『シリーズ歴史学の現在(10)帝国への新たな視座――歴史研究の地平から』(青木書店, 2005年)
  • 「近代『東アジア』地域政治史再考」加々美光行編『叢書現代中国学の構築に向けて(2)中国内外政治と相互依存』(日本評論社, 2008年)

脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.339
  2. ^ 博士論文書誌データベース

外部リンク

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