平裕介
日本の弁護士、行政法学者
概要
編集東京都青梅市出身。2004年に中央大学法学部を卒業し、2006年に日本大学法科大学院を修了した。2008年に弁護士登録。行政法を専門としており、『宮本から君へ』の助成金不交付問題を担当した[2][3]。性風俗産業のコロナ補助金不支給問題では、弁護団長として取り組んでいる[4][5][6]。
思想
編集2022年、立憲民主党の議員である塩村文夏がAV新法にからみ、アダルトビデオの「許可制」に言及した際、違憲の可能性を指摘した[7]。
大阪駅の萌え絵ポスターで商業広告が論争になった際、囚われの聴衆事件の判例を引用し、「見たくないものを見ない自由」よりも「表現の自由」の方が優越すると述べている[8]。
2023年、埼玉県で行われていた水着撮影会に対する日本共産党の中止申し入れは、都市公園法を間違って解釈した違法の申し入れと考えられると指摘した[9]。
出演
編集ネット番組
編集参考文献
編集- ^ “あいちトリエンナーレ実行委員会が名古屋市を提訴。弁護士・平裕介に今後の展開を聞く”. 美術手帖 (2020年5月21日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ “「宮本から君へ」助成金不交付問題に関するクラウドファンディング開始”. ナタリー (2019年12月26日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ “映画「宮本から君へ」控訴審「後出しじゃんけんのようなもの」改めて批判”. 日刊スポーツ (2021年10月27日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ “「性風俗はまともでない」裁判所まで”. 朝日新聞 (2022年6月30日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ “訴訟レポート”. サイゾー (2022年7月5日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ “「救う価値がない職業」なのか 憤る性風俗業者 コロナ給付金訴訟”. 毎日新聞 (2022年6月30日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ ““全裸監督” 村西とおる氏、AV許可制導入発言の立民・塩村議員に「やれるものならやってみろ」”. SAKISIRU (2022年6月24日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ “大阪駅の萌え絵ポスター、憲法解釈論では「問題なし」 平弁護士と考える「表現の自由」”. 弁護士ドットコム (2022年12月16日). 2023年8月19日閲覧。
- ^ “「開催2日前にいきなり電話で言われ…」共産党の申し入れで「水着撮影会」が中止に 騒動の裏側に迫る”. 新潮社 (2023年6月9日). 2023年8月19日閲覧。
外部リンク
編集- 平裕介 (@YusukeTaira) - X(旧Twitter)