平城市
平城市(ピョンソンし)は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平安南道の道都。1965年に平壌直轄市の一部を分割し、平壌直轄市から道都を移して成立した都市である。
位置 | |
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地図 | |
各種表記 | |
チョソングル: | 평성시 |
漢字: | 平城市 |
日本語読み仮名: | へいじょう=し |
片仮名転写: | ピョンソン=シ |
ローマ字転写 (MR): | Pyŏngsŏng-si |
統計(2008年) | |
面積: | 381.0 km2 |
総人口: | 284,386 人 |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
上位自治体: | 平安南道 |
産業
編集北朝鮮の科学技術研究の中心であり、国家科学院の大規模な研究所が所在する。工業や畜産業なども行われる。大学には、平城理科大学などがある。
地理
編集首都平壌の北方30km程にある。周辺にはいくつか山がそびえる。
行政区域
編集20洞・14里を管轄する。
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歴史
編集この節の出典[1]
- 1965年 - 平壌直轄市龍城区域下里・下次洞の各一部、平安南道順川郡舎人里・鳳鶴里・㯖山里、順安郡上次里をもって、平安南道平城区を設置。(2洞4里)
- 鳳鶴里が鳳鶴洞に昇格。
- 舎人里が舎人洞に昇格。
- 下次洞が下次里に降格。
- 1967年 (8洞8里)
- 1969年 - 平城区が平城市に昇格。平安南道庁が市内に移る。(22洞6里)
- 鳳鶴洞・周礼洞の各一部が合併し、九月洞が発足。
- 鳳鶴洞の残部・周礼洞の一部が合併し、保徳洞が発足。
- 㯖山里が分割され、㯖山洞・三花洞・松嶺洞が発足。
- 裴山洞の一部が分立し、地境洞が発足。
- 上次里が分割され、上次洞・下次洞が発足。
- 臣陪洞が分割され、文化洞・五里洞が発足。
- 平城洞・玉田洞の各一部が合併し、恩徳洞が発足。
- 平城洞・玉田洞の各一部が合併し、徳性洞が発足。
- 玉田洞の一部が分立し、陽地洞・中徳洞が発足。
- 蓮合洞が分割され、鳳鶴洞・鶴水洞が発足。
- 青玉里の一部が分立し、冷泉洞が発足。
- 1972年4月 - 順安郡御重里・栗花里を編入。(22洞8里)
- 1974年5月 - 順川郡慈山里・慈母里・栢松里・和浦里・雲興里・古泉里を編入。(22洞14里)
- 1981年 - 漢王里が敬信里に改称。(22洞14里)
- 1989年 - 中徳洞の一部が分立し、駅前洞が発足。(23洞14里)
- 1995年5月 (20洞14里)
- 1999年12月 (20洞14里)
- 下端里の一部が敬信里に編入。
- 敬信里の一部が平壌直轄市江東郡東里・香木里に分割編入。
- 2000年11月 - 松嶺洞の一部が平壌直轄市恩情区域光明洞に編入。(20洞14里)
友好都市
編集交通
編集首都平壌から平羅線が通る。