平和の門
平和の門(英:The Gates of Peace; 仏:Les Portes de la Paix)は、広島県・広島市の平和大通り沿いに立つパブリックアート。2005年に被爆60年を記念し制作、寄付された。
所在地
編集広島県広島市中区中島町57-2、57-3
概要
編集フランス人の建築家ジャン=ミシェル・ヴィルモットが設計、グラフィックをクララ・アルテールが手掛けた。
49ヶ国の言語で平和の文字が刻まれた、高さ約9メートル、幅2.6メートル、奥行き1.6メートルの強化ガラス製の門が10基あり、ダンテの神曲の九つの地獄にちなみ、原子爆弾を10番目の地獄として、平和な未来への希望を表現している。夜には各門がライトアップされ文字が白く浮かび上がる。
ヴィルモットとアルテールは同じ趣向でパリのシャン・ド・マルス公園の「平和の壁」(2000)、サンクトペテルブルクの「平和の塔」(2003) を制作している[1][2]。
脚注
編集- ^ “Le Mur pour la Paix - Paris” (フランス語). www.murpourlapaix.org. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “平和の門 | ヒロシマ平和メディアセンター”. www.hiroshimapeacemedia.jp. 2019年2月11日閲覧。