平 兼忠(たいら の かねただ)は、平安時代中期の武士。「兵(つわもの)」と呼ばれる受領層の軍事貴族。大掾兼忠とも呼ばれる。
平繁盛の子として誕生。
天元3年(980年)7月に従五位下で出羽介から秋田城介に転任している[1]。
『今昔物語集』巻第25第4「平維茂が郎党、殺され話」に登場する。藤原道長に臣従している。