常宣寺 (大阪市)
大阪府大阪市旭区にある浄土真宗本願寺派の寺院
常宣寺(じょうせんじ)は、大阪府大阪市旭区にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は指月山。本尊は阿弥陀如来。蓮如直筆の六字名号の掛軸を4幅所蔵[1]。
常宣寺 | |
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所在地 | 大阪府大阪市旭区生江3-27-18 |
位置 | 北緯34度43分44.5秒 東経135度32分08.4秒 / 北緯34.729028度 東経135.535667度座標: 北緯34度43分44.5秒 東経135度32分08.4秒 / 北緯34.729028度 東経135.535667度 |
山号 | 指月山 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 応永4年(1397年) |
開基 | 智正法師 |
正式名 | 指月山常宣寺 |
法人番号 | 9120005001139 |
概要
編集山号の「指月山」であるが、仏教用語の「指月」(しぐゎち(呉音)、しげつ(漢音)、しぐゎつ(慣用音))とは「指免」と同義語で、「指」は仏教の教え、「月」は法(dhárma, dhamma)の意味。[2]
沿革
編集天台教学の学僧、智正法師により応永4年(1397年)に創建された。室町時代中期には本願寺法主第8代蓮如上人が、京都から淀川を経由して、当寺に寄り、周辺地域に教化伝道したという言い伝えがある。石山合戦の際は砦が周囲にあり、石山本願寺の支城の一つとして織田軍と対峙したとされる。境内には樹齢約370年の銀杏の木がある。これは正保元年(1644年)に、本堂を再建し、山門を拡充した際に植樹された。土蔵は文政2年(1820年)、太鼓楼は安政3年(1857年)に建造、客殿等も建築された。平成にも、平成の大改修として本堂の修復や、山門を整備した[3]。
アクセス
編集大阪市高速電気軌道「都島駅」または、「梅田駅」より 大阪シティバス・「守口車庫前行」乗車→「城北公園前」下車。北西徒歩約3分