常光院 (熊谷市)
常光院(じょうこういん)は、埼玉県熊谷市にある天台宗の寺院。熊谷厄除大師という別称を持つ。
常光院 | |
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所在地 | 埼玉県熊谷市上中条1160 |
位置 | 北緯36度10分57.5秒 東経139度24分27秒 / 北緯36.182639度 東経139.40750度 |
山号 | 龍池山 |
院号 | 常光院 |
宗派 | 天台宗 |
寺格 | 別格本山 |
創建年 | 建久3年(1192年) |
開山 | 金海法印 |
開基 | 中条家長 |
札所等 | 関東ぼけ封じ観音28番札所、関東百八地蔵尊16番札所、関東九十一薬師38番札所、武蔵国十三仏霊場13番札所 |
文化財 | 中条氏館跡(埼玉県指定史跡)他 |
公式サイト | 熊谷厄除大師 常光院 |
法人番号 | 3030005013198 |
歴史
編集1192年(建久3年)、中条家長の開基である。中条家長は源頼朝方として石橋山の戦いに従軍した鎌倉御家人であるが、幕府では評定衆や御成敗式目の制定に関与するなど、主に文官としての職を歴任したため、鎌倉に在住していることが多かった。そのため所領の中条にあった館を祖父藤原常光の菩提を弔う寺とした[1]
元々武家屋敷だったことから、土塁や堀が残っている[2]。1951年(昭和26年)に「中条氏館跡」として、埼玉県の史跡に指定されている[3]。
文化財
編集交通アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『埼玉県の歴史散歩(歴史散歩11)』山川出版社、2005年