市来駅
鹿児島県いちき串木野市大里にある九州旅客鉄道の駅
市来駅(いちきえき)は、鹿児島県いちき串木野市大里にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
市来駅[* 1] | |
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駅舎(2013年6月) | |
いちき Ichiki | |
◄神村学園前 (2.4 km) (3.8 km) 湯之元► | |
所在地 | 鹿児島県いちき串木野市大里4574 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 |
16.6 km(川内起点) 門司港から365.8 km |
電報略号 | チキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
298人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)12月25日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[2] |
旧・市来町の中心部に位置する。
歴史
編集年表
編集- 1913年(大正2年)12月25日:西市来駅(にしいちきえき)として鉄道院が開設[1]。
- 1927年(昭和2年)10月17日:八代 - 川内 - 鹿児島駅間全通により鹿児島本線に制定命名。
- 1930年(昭和5年)11月3日:市来駅(いちきえき)に改称[3]。
- 1986年(昭和61年)3月3日:無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州に移管[1]。
- 1993年(平成5年)4月1日:有人駅化[5]。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)10月1日:最終列車として運転されている鹿児島中央駅発川内駅行快速列車(ただし、鹿児島中央駅 - 伊集院駅間は各駅停車)の臨時停車駅から通常停車駅に変更。
- 2007年(平成19年)3月18日:前述の快速列車が全区間各停の普通列車に種別変更される。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[6]。
- 2022年(令和4年)4月1日:終日無人駅化[2]。
駅名の由来
編集その後、1930年に西市来村が町制施行して市来町になったため、駅名も「市来駅」に改称された。
「市来」は古くは「
駅構造
編集単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅。互いのホームは構内踏切で連絡している。
無人駅であり、自動券売機が設置されている[2]。2022年3月31日まではいちき串木野市が駅業務を受託する簡易委託駅であり、平日のみ営業のきっぷうりばが設置されていた[7]。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■鹿児島本線 | 下り | 伊集院・鹿児島中央方面 |
上り | 串木野・川内方面 | ||
2 | |||
3 | ■鹿児島本線 | 下り | 伊集院・鹿児島中央方面 |
- 一部列車を除き、構内踏切を渡らずに済むよう、両方向共1番のりばを優先して使用する。
- 2023年現在、2番のりばは乗客の乗降には使用されていない。
-
駅舎内
-
ホーム(鹿児島中央駅方面)
利用状況
編集- 2020年度の1日平均乗車人員は293人である[8]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2004 | 601 | |
2005 | 572 | |
2006 | 558 | |
2007 | 542 | |
2008 | 523 | |
2009 | 506 | |
2010 | 444 | 899 |
2011 | 444 | 896 |
2012 | 448 | 901 |
2013 | 439 | 883 |
2014 | 394 | 794 |
2015 | 379 | 764 |
2016 | 338 | 682 |
2017 | 337 | |
2018 | 352 | |
2019 | 335 | |
2020 | 293 |
駅周辺
編集- いちき串木野市役所 市来支所(旧・市来町役場)
- 市来郵便局
- 鹿児島県立市来農芸高等学校
- いちき串木野市立市来中学校
- いちき串木野市立市来小学校
- 鹿児島県道307号市来停車場線 - 駅前と駅から約700m西側の国道3号を繋ぐ道路。
- いきいきバス木原墓地線「市来駅」停留所
- 一般路線バスは国道3号上の「市来農芸高校前」「市来中前」バス停が最寄り(鹿児島交通、鹿児島駅・串木野・川内駅方面)
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、689頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “広報いちき串木野 令和4年2月21日号(第196号)> JR串木野駅・市来駅の無人化” (PDF). いちき串木野市. p. 19 (2022年2月21日). 2022年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。
- ^ 鹿兒島本線西市來停車場改稱(昭和5年10月28日鉄道省告示第291号、 原文)
- ^ “「通報」紀勢本線朝来駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 8. (1986年3月1日)
- ^ “4駅を有人化 JR鹿児島支社”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年4月9日)
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ 市来駅 - JR九州.2021年12月25日閲覧
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月5日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 市来駅(駅情報) - 九州旅客鉄道