市村美津子
市村 美津子(いちむら みつこ、1926年5月5日 - 没年不詳)は、日本の元子役、女優である。本名は松田 光子(まつだ みつこ)[1]。
いちむら みつこ 市村 美津子 | |
---|---|
本名 | 松田 光子(まつだ みつこ) |
生年月日 | 1926年5月5日 |
没年月日 | 不詳年 |
出生地 | 日本 東京府荏原郡大森町(現在の東京都大田区) |
職業 | 元子役、女優 |
ジャンル | 劇映画(時代劇・現代劇、サイレント映画・トーキー) |
活動期間 |
1930年 - 1940年 1943年 |
主な作品 | |
『マダムと女房』 |
略歴・人物
編集1926年(大正15年)5月5日、東京府荏原郡大森町(現在の東京都大田区)出身。1930年(昭和5年)3月、3歳で松竹蒲田撮影所に入社、小津安二郎監督の『その夜の妻』でデビューする[1]。1931年(昭和6年)の『マダムと女房』に渡辺篤と田中絹代の娘役で出演し注目を集める。1932年(昭和7年)の『残されたお菊ちゃん』では主演を務めるなど、数々の作品で活躍。蒲田名子役の一人となる[1]。
1938年以降は出演記録が無く[2]、1940年(昭和15年)に退社[1]。1943年(昭和18年)の『愛機南へ飛ぶ』に端役で出演[2]しているが、その後の消息は不明である。
主なフィルモグラフィ
編集松竹蒲田撮影所
編集- その夜の妻 : 1930年
- 足に触った幸運 : 1930年
- マダムと女房 : 1931年
- 東京の合唱 : 1931年
- 海の王者 : 1932年
- 大人の見る繪本 生れてはみたけれど : 1932年
- 愛の防風林 : 1932年
- 残されたお菊ちゃん : 1932年
- 与太者と芸者 : 1933年
- 泣き濡れた春の女よ : 1933年
- 旅寝の夢 : 1933年
- 東京音頭 : 1933年
- 恋を知りそめ申し候 : 1934年
- 女の顔役 : 1934年
- 東京の英雄 : 1935年
- 船頭可愛いや : 1935年