市丸瑞希
市丸 瑞希(いちまる みずき、1997年5月8日 - )は、大阪府茨木市出身の元サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。
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名前 | ||||||
カタカナ | イチマル ミズキ | |||||
ラテン文字 | ICHIMARU Mizuki | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1997年5月8日(27歳) | |||||
出身地 | 大阪府茨木市 | |||||
身長 | 174cm | |||||
体重 | 66㎏ | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2013-2015 | ガンバ大阪ユース | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2016-2020 | ガンバ大阪 | 5 | (0) | |||
2016-2020 | → ガンバ大阪U-23 | 58 | (1) | |||
2019 | → FC岐阜 (loan) | 14 | (0) | |||
2020 | → FC琉球 (loan) | 27 | (0) | |||
2021 | FC琉球 | 10 | (0) | |||
2022 | VONDS市原 | 4 | (0) | |||
通算 | 118 | (1) | ||||
代表歴 | ||||||
2016-2017 | 日本 U-20 | 3 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
編集プロ入り前
編集中学時代からガンバ大阪のアカデミーに所属。ジュニアユースでは、2012年に史上初となるU-15年代全国3冠を達成[1]。この頃から配球役としては世代屈指のレベルで、同年12月にはU-16日本代表候補合宿に召集された[2]。
2013年ユースに昇格し、高校2年の2014年4月にトップチームに2種登録された。若手中心の先発メンバーとなった4月16日のナビスコカップの鳥栖戦では、出場機会こそなかったもののベンチ入りした。ユースでは3年次に主将を務め、正確なボールコントロールに巧みなパスセンスで攻撃を組み立てる世代トップレベルのゲームメーカーとして活躍し、同様のプレースタイルでトップチームを長年牽引する遠藤保仁の後継者として注目を集めた[3]。2015年11月24日、2016年シーズンからのトップチーム昇格内定が発表された[4](同期昇格は高木彰人、初瀬亮、堂安律)。
ガンバ大阪
編集2016年よりガンバ大阪に入団した。3月13日、J3開幕戦のY.S.C.C.横浜戦でプロ入り初先発。9月18日、J3第22節の鹿児島ユナイテッド戦でプロA契約を達成した[5]。
2017年6月21日、天皇杯2回戦のヴェルスパ大分戦でトップチームデビューを果たした[6]。8月13日、第22節のジュビロ磐田戦でJ1初先発初出場を果たした[7]。
2018年2月24日、開幕戦の名古屋グランパス戦でプロ入り初のJ1開幕戦にスタメン出場を果たし、その後はルヴァンカップ2試合を含めトップチームの公式戦6試合連続でスタメン出場を続けていたが、3月18日のJ1第4節の柏レイソル戦で前半に負傷し、途中交代を余儀なくすると、その後はJ1リーグ戦の出場機会はなかった。
2019年5月1日、FC岐阜に育成型期限付き移籍で加入することを発表した[8]。5月19日、第14節のジェフユナイテッド市原・千葉戦で移籍後初出場を果たした[9]。
2020年1月7日、ガンバ大阪に復帰。6月28日、J3第1節カマタマーレ讃岐戦で1点ビハインドの75分、唐山翔自へのクロスボールがそのままゴールに吸い込まれ、Jリーグ初得点を記録。
FC琉球
編集2020年8月24日、FC琉球に期限付き移籍により加入した[10]。8月29日、第15節のモンテディオ山形戦で移籍後初出場を果たした。
2021年、FC琉球へ完全移籍[11]。2021年11月26日、契約満了による退団が発表[12]。同年12月9日には、フクダ電子アリーナで行われたJリーグ合同トライアウトに出場した[13]。
VONDS市原
編集2022年1月22日、VONDS市原に加入することが発表された[14]。11月14日に契約満了が発表された[15]。
2023年2月1日、現役引退が発表され今後は指導者を目指すとコメントした[16][17]。
FC SONHO 川西
編集2023年2月12日、現役を続行しFC SONHO 川西に加入することが発表された[18]。
日本代表
編集2016年、AFC U-19選手権に出場するU-19日本代表メンバーに選出される。10月21日、グループリーグ突破がかかったU-19カタール戦ではボランチとして初先発し、縦パスでリズムを作り3-0の勝利に貢献[19]。2017年5月、FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出。5月27日、U-20イタリア戦では堂安律の得点を演出した[20]。
所属クラブ
編集個人成績
編集国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2016 | G大阪 | 36 | J1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | |||
2018 | 17 | 4 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | ||
2019 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
岐阜 | 37 | J2 | 14 | 0 | - | 1 | 0 | 15 | 0 | ||
2020 | G大阪 | 23 | J1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
琉球 | 29 | J2 | 27 | 0 | - | - | 27 | 0 | |||
2021 | 10 | 0 | - | 1 | 0 | 11 | 0 | ||||
2022 | V市原 | 34 | 関東1部 | 4 | 0 | - | - | 4 | 0 | ||
通算 | 日本 | J1 | 5 | 0 | 8 | 0 | 1 | 0 | 14 | 0 | |
日本 | J2 | 51 | 0 | - | 2 | 0 | 53 | 0 | |||
日本 | 関東1部 | 4 | 0 | - | - | 4 | 0 | ||||
総通算 | 60 | 0 | 8 | 0 | 3 | 0 | 71 | 0 |
その他の公式戦
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2016 | G大23 | 36 | J3 | 21 | 0 | 21 | 0 | ||||
2018 | 17 | 20 | 0 | 20 | 0 | ||||||
2019 | 7 | 0 | 7 | 0 | |||||||
2020 | 23 | 10 | 1 | 10 | 1 | ||||||
通算 | 日本 | J3 | 58 | 1 | 58 | 1 | |||||
総通算 | 58 | 1 | 58 | 1 |
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2016 | G大阪 | 36 | 0 | 0 |
2017 | 0 | 0 | ||
通算 | AFC | 0 | 0 |
- 2022年
- 千葉県サッカー選手権大会 1試合0得点
出場歴
- Jリーグ初出場 - 2016年3月13日 J3第1節 vsY.S.C.C.横浜(市立吹田サッカースタジアム)
- Jリーグ初得点 ‐ 2020年6月28日 J3第1節 vsカマタマーレ讃岐(P i k a r a スタジアム)
タイトル
編集クラブ
編集- ガンバ大阪ジュニアユース
- 関西サンライズリーグ:3回(2010年 - 2012年)
- JFAプレミアカップ:1回(2012年)
- 日本クラブユースサッカー選手権:1回(2012年)
- 高円宮杯全日本ユース選手権:1回(2012年)
- ガンバ大阪ユース
- 高円宮杯プレミアリーグWEST:1回(2015年)
代表
編集- U-19日本代表
- AFC U-19選手権:1回(2016年)
個人
編集- メニコンカップ クラブユース東西対抗戦 MVP(2012年)
代表歴
編集- U-16日本代表
- 第14回豊田国際ユースサッカー大会(2013年)
- モンテギュー国際大会(2013年)
- チッタディグラディスカ国際大会(2013年)
- U-17日本代表
- UAE Junior Friendly Tournament(2013年)
- 第18回国際ユースサッカー in 新潟(2014年)
- サニックス杯国際ユースサッカー大会(2014年)
- U-19日本代表
- 水原JSカップ U-19国際ユースサッカー大会(2016年)
- Panda Cup(2016年)
- NTC招待大会(2016年)
- AFC U-19選手権(2016年)
- U-20日本代表
- ドイツ遠征(2017年)
- FIFA U-20ワールドカップ(2017年)
- AFC U-23選手権2018 (予選)(2017年)
- U-21日本代表
- スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流(2018年)
脚注
編集- ^ 吉田太郎. “4発V!G大阪JYが史上初の3冠達成!!”. 日本サッカー協会. 2016年2月19日閲覧。
- ^ “G大阪JYMF市丸瑞希(3年)_U-17代表が流れ傾ける一撃”. ゲキサカ (2012年12月28日). 2016年2月19日閲覧。
- ^ “G大阪ユースMF市丸瑞希(3年)_注目の頭脳派司令塔、トップ経験して詰めた一歩の差”. ゲキサカ (2015年4月13日). 2016年2月19日閲覧。
- ^ ガンバ大阪ユース DF初瀬選手、MF市丸選手、堂安選手、FW髙木選手 2016シーズン新加入選手として仮契約 ガンバ大阪オフィシャルサイト、2015年11月24日
- ^ G大阪ルーキー市丸がA契約…J3のみで締結条件到達 ゲキサカ(2016年9月30日)
- ^ U-20W杯戦士、G大阪MF市丸が待望のトップデビュー! 新加入MF井出も移籍後初出場 ゲキサカ(2017年6月21日)
- ^ 遠藤の後継G大阪市丸が初先発で存在感!本家も評価 日刊スポーツ(2017年8月14日)
- ^ 市丸 瑞希選手 FC岐阜へ育成型期限付き移籍のお知らせ ガンバ大阪(2019年5月1日)
- ^ 育ったG大阪を離れて…“岐阜の市丸”がデビュー「ここからは絶対に自分次第」 ゲキサカ(2019年5月19日)
- ^ 『市丸瑞希選手 期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)FC琉球、2020年8月24日 。2020年8月24日閲覧。
- ^ 『市丸瑞希選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)FC琉球、2021年1月5日 。2021年1月6日閲覧。
- ^ 『市丸瑞希選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)FC琉球、2021年11月26日 。2021年12月29日閲覧。
- ^ “【Jトライアウト全選手】千葉安田理大、甲府高崎寛之ら50人超 第1日”. 日刊スポーツ (2021年12月9日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ 『【TOP】市丸 瑞希選手 加入のお知らせ』(プレスリリース)VONDS市原、2022年1月22日 。2022年1月22日閲覧。
- ^ 『【TOP】市丸瑞希選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)VONDS市原、2022年11月14日 。2022年11月19日閲覧。
- ^ 『【TOP】市丸瑞希選手 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)VONDS市原、2023年2月1日 。2023年2月3日閲覧。
- ^ “堂安律の同期、天才とも呼ばれたVONDS市原のMF市丸瑞希が25歳で現役引退…G大阪、岐阜、琉球でもプレー”. 超WORLDサッカー (2023年2月2日). 2023年2月3日閲覧。
- ^ 『市丸 瑞希 選手 加入のお知らせ!』(プレスリリース)FC SONHO 川西、2023年2月12日 。2023年5月3日閲覧。
- ^ 正念場で初出場、関西のレジスタ・市丸瑞希が日本を勝利に導く ゲキサカ(2016年10月21日).2016年10月21日閲覧
- ^ 市丸瑞希がパスに込めた“メッセージ”、その“メッセージ”を受け取った堂安律 ゲキサカ(2017年5月28日)
関連項目
編集外部リンク
編集- 市丸瑞希 - Soccerway.com
- 市丸瑞希 - FootballDatabase.eu
- 市丸瑞希 - WorldFootball.net
- 市丸瑞希 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 市丸瑞希 - FIFA主催大会成績
- 市丸瑞希 - J.League Data Siteによる選手データ
- 市丸瑞希 - TheFinalBall.com
- 市丸瑞希 - ゲキサカ
- 市丸瑞希 (@mizuki_ichimaru) - X(旧Twitter)
- ガンバ大阪による公式プロフィール