工学院大学短期大学部
廃止された大学
工学院大学短期大学部(こうがくいんだいがくたんきだいがくぶ)は、東京都新宿区角筈2-93[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置され、1957年に廃止された。
工学院大学短期大学部 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1950年 |
廃止 | 1957年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人工学院大学 |
本部所在地 | 東京都新宿区角筈2-93[注釈 1] |
学部 |
機械科第二部 電気科第二部 工業化学科第二部 建築科第二部 |
概要
編集大学全体
編集- 東京都新宿区に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人工学院大学。
- 国内で最初に認可された短期大学149校[注 1]の1校として、1950年に3学科体制で開学した[1]。
- 1952年度入学生より増設により4学科体制となる。
- 1954年度の入学生を最後に[注釈 2]、1957年に短期大学としての使命を終える[注釈 3]。
学風および特色
編集- 工学院大学短期大学部は、夜間部のみが設置されていたことから勤労の傍らで学業に励む人々のための技術教育を行っていた様子がうかがえる。
沿革
編集基礎データ
編集所在地
編集- 東京都新宿区角筈2-93[注釈 1]
教育および研究
編集組織
編集学科
編集専攻科
編集- なし
別科
編集- なし
取得資格について
編集学科名 | 学生数 | 女子内数 | 総定員 | 参照 |
---|---|---|---|---|
機械科 | 97 | 0 | 100 | |
電気科 | 96 | 0 | 100 | |
工業化学科 | 39 | 1 | 100 | |
建築科 | 168 | 0 | 100 |
大学関係者と組織
編集大学関係者一覧
編集大学関係者
編集- 野口尚一:短大の開学から閉学まで学長に歴任。
施設
編集キャンパス
編集- 工学部と共同使用されていた。
対外関係
編集系列校
編集関連項目
編集関連サイト
編集注釈
編集注釈グループ
編集- ^ a b 現在は、東京都新宿区西新宿一丁目24番2号にあたる。
- ^ a b 昭和30年度より学生募集停止[2]。
- ^ a b 出典[3]
- ^ a b 現在の文部科学省。
- ^ a b c d 最終募集となった1954年における入学定員は50名[17]。
補足
編集出典
編集- ^ 官報 1950年09月14日より。
- ^ 短期大学一覧 昭和30年度 (短期大学資料 ; 第13号)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和32年度 (短期大学資料 ; 第18号)より。
- ^ 文部省a, p. 35.
- ^ 文部省b, p. 3.
- ^ 日本教育年鑑より。
- ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
- ^ 旺文社1950-01, p. 86-87.
- ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
- ^ 戦後高等教育の展開と課題 (指導科報告シリーズ ; no.5)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
- ^ 文部省d, p. 6.
- ^ 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和27年度 (短期大学資料 ; 第5号)より。
- ^ 官報 1951年12月11日より。
- ^ 日本私立大學協會, 日本私立短期大學協會共編, p. 190.
- ^ 短期大学一覧 昭和29年度 (短期大学資料)より。
- ^ 工学院大学'1993.9, p. 176.
- ^ 文部省e, p. 38.
- ^ 教員の資格・給与・恩給詳解より。
- ^ 文部省'54, p. 1375.
参考文献
編集1949年短大設置申請分
編集- 文部省『申請大学、短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
- 文部省『短期大学審査状況』(PDF)文部省 。
- 旺文社『蛍雪時代 19(10);昭和25年1月號』旺文社 。
- 文部省管理局管理課『昭和25年5月1日現在 短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
教員養成機関
編集- 文部省大学学術局『教員養成課程認定大学短期大学一覧 : 附指定教員養成機関一覧. (昭和30年) / (編)』(PDF)文部省 。
全国学校総覧
編集- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和30年版』青葉書房 。
短期大学案内
編集- 日本私立大學協會, 日本私立短期大學協會『全國私立大學・短期大學入学案内』日本私立大學協會, 日本私立短期大學協會共編 。
その他
編集- 工学院大学学園百年史編纂委員会/編『工学院大学学園百年史』工学院大学 。