川越八幡宮
埼玉県川越市南通町にある神社
川越八幡宮(かわごえはちまんぐう)は、埼玉県川越市南通町の市街地に鎮座する八幡宮である。
川越八幡宮 | |
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![]() 拝殿 ![]() | |
所在地 | 埼玉県川越市南通町19-1 |
位置 | 北緯35度54分40.6秒 東経139度29分04.4秒 / 北緯35.911278度 東経139.484556度座標: 北緯35度54分40.6秒 東経139度29分04.4秒 / 北緯35.911278度 東経139.484556度 |
主祭神 | 誉田別命 |
社格等 | 旧指定村社 |
創建 | 長元3年(1030年) |
例祭 | 10月14日15日:川越祭 |
主な神事 |
5月4日春期年祭 6月30日夏越大祓祭 6月15日子供相撲 など |
祭神
編集歴史
編集祭事・年中行事
編集境内
編集明仁上皇御生誕を記念して昭和8年(1933年)に境内に植樹された夫婦銀杏の神木があり、良縁、夫婦円満に御利益があると言われている。
境内社
編集- 民部稲荷神社(相撲稲荷)
- 足腰を強くするという御利益で、箱根駅伝出場選手などに人気である。
末社
編集川越三峯神社
編集川越八幡宮の境内には1868年(明治元年)に秩父市にある三峯神社の遥拝所として川越三峯神社が祀られた[3]。2021年、川越八幡宮創建一千年祭の記念事業の一環として遥拝所や社号票を一新して改めて遷座祭が執り行われた[3]。
伝説
編集侍に化けて、八王子に住みついていた老狐の伝説。この老狐は民部と名乗り、話し相手欲しさに寺の小僧と仲良くなっていた。しかしそのことが和尚に知れ、不審に思った和尚が寺に招いて宴を催した。民部狐は家来を連れて宴に臨んだが、和尚と意気投合し、家来と小僧とで相撲を取らせて楽しんだ。翌朝、寺の境内に狐の毛が散らばっていたことから、正体を悟られてしまう。和尚が昨夜の礼に伺うと、民部狐は正体を悟られたことを知り、川越の山中に身を隠すことを告げ、打ち身手当ての術を教えて去って行ったという話。この伝説は「まんが日本昔ばなし」でも紹介され、全国的に有名となった。
交通
編集脚注
編集- ^ 民部稲荷神社由緒 足腰健康の神様川越八幡宮公式サイト
- ^ 民部稲荷神社カワゴエール 川越の観光と地域情報WEB
- ^ a b “話題!川越に「三峯神社」 川越から秩父へアクセス困難な時代に「川越三峯神社」誕生 コロナ禍で再び脚光”. 埼玉新聞. 2021年2月11日閲覧。