崔慧珍
崔 慧珍[1](チェ・ヘジン、ハングル:최 혜진、英語:Choi Hye Jin、1999年8月23日 - )は、大韓民国釜山広域市出身の[2]、女子プロゴルファーである。所属はロッテ。
Choi Hye Jin | |
---|---|
基本情報 | |
名前 | 崔 慧珍(チェ・ヘジン) |
生年月日 | 1999年8月23日(25歳) |
身長 | 167 cm (5 ft 6 in) |
国籍 | 大韓民国 |
出身地 | 釜山広域市 |
経歴 | |
大学 | 高麗大学校在学中 |
プロ転向 | 2017 |
優勝数 | |
韓国LPGA | 8(内、メジャー1。他にアマチュアとして2) |
成績 | |
初優勝 | 韓国女子:ヒョソン選手権(2017) |
賞金王 | 韓国女子(2019) |
世界ランク最高位 | 7位(2018年5月21日付) |
賞金ランク最高位 | 韓国女子:1位(2019) |
2019年12月4日現在 |
来歴
編集アマチュア時代
編集中学生で韓国ナショナルチーム(国家代表)に選ばれ、「2014年アジア競技大会」(大韓民国・仁川)のゴルフ競技において団体銀メダルのメンバーとなる[3]。
2015年、高校生ながら「韓国女子アマチュア選手権」優勝[4]。国家代表としては「世界ジュニア女子選手権」個人[5]・団体共に優勝を果たす[6]。
2016年、プロの大会である欧州女子ゴルフツアー(LET)「ISPS Handa ニュージーランドオープン」において、女子ゴルフ世界ランキング(世界ランク)1位(当時[7])のリディア・コに次いで2位タイに入る[8]。国家代表としては「ネイバーズトロフィーチーム選手権」女子の部個人・団体共に優勝[9]、「エスピリトサントトロフィー世界アマチュアチーム選手権」個人・団体共に優勝がある[10]。
2017年、国家代表として「ネイバーズトロフィーチーム選手権」女子の部個人優勝[11]・団体2位になる[12]。個人としては7月の韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)ツアー「招請炭酸龍平リゾートオープン」でアマチュア優勝を果たした後[13]、同月の全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)メジャー大会「全米女子オープン」単独2位で2年連続でローアマチュアを獲得し[14][注 1]、KLPGAツアー「BOGNER MBN女子オープン」で2回目のアマチュア優勝を果たした[15]。
プロ転向後
編集18歳になってすぐの2017年8月24日にKLPGAに入会しプロ転向[16]。12月にベトナムで開催されたKLPGAツアー「ヒョソン選手権」でプロ初優勝を果たす[17][注 2]。
2018年シーズンは5月に世界ランクで自身最高位となる7位に入る[18]。前年12月の「ヒョソン選手権」と合わせて2勝をあげ、年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)4位[19]。KLPGAの大賞と新人賞に輝く、この2部門の同時受賞は2013年の金孝周以来5年ぶり6人目となった[20]。
2019年3月に「第11代KLPGA広報モデル[注 3]」に選出され[21]、その後2021年シーズンまで3年連続で選出されている[22]。
同年は4月のKLPGAツアー「KLPGA選手権」でメジャー大会初優勝[23]。最終的に5勝をあげ、賞金ランク1位[24]。KLPGAの大賞、賞金女王、最少ストローク賞、最多勝利賞、ベストプレーヤー賞、人気賞、特別賞を受賞し7部門を制覇した[25]。6部門以上の受賞は2017年の李晶恩に次いで2人目となった[25]。
2020年、優勝は最終戦の1勝のみであったが、出場16試合でトップ10が14回と安定した成績からKLPGAの大賞を獲得、これで3年連続での受賞となった[26]。
ツアー優勝歴
編集KLPGA(7)
編集※本項の成績は최혜진|KLPGA[1](朝鮮語)の各年度に基づき、勝利数のカウントにアマチュア優勝を含まない。太字はメジャー大会である。
- 2017年:ヒョソン選手権
- 2018年:BCカード・ハンギョンレディースカップ
- 2019年:KLPGA選手権、NH投資証券レディース選手権、S-OIL選手権、マッコール龍平リゾートオープン、SKネットワークス・ソウル経済レディースクラシック
- 2020年:SKテレコム・ADTキャップス選手権
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “최 혜진” (朝鮮語). KLPGA. 2019年12月4日閲覧。
- ^ “今季新設の釜山開催の米国女子ツアー「BMW女子選手権」に米・韓賞金ランキング1位選手らが会見”. wowKorea (2019年10月23日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “-롯데마트여자오픈- 여고생 최혜진 돌풍…2R 단독 선두” (朝鮮語). Yonhapnews (2015年4月10日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “국가대표 최혜진 - 2015년 강민구배 한국여자아마선수권대회 우승” (朝鮮語). GOLF guide (2015年7月17日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “World Junior Girls Championship2015 Individual” (英語). Golfcanada (2015年9月25日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “World Junior Girls Championship2015 team” (英語). Golfcanada (2015年9月25日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “Rankings2016-02-08” (英語). Women's World Golf Rankings (2016年2月8日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “ISPS Handa New Zealand Open - Final Result” (英語). Ladies European Tour (2016年2月14日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “ネイバーズトロフィーチーム選手権2016 女子”. JGA (2016年5月26日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “Espirito Santo Trophy2016 Scoring” (英語). IGFGolf (2016年9月14日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “ネイバーズトロフィーチーム選手権2017 女子個人”. JGA (2017年4月27日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “ネイバーズトロフィーチーム選手権2017 女子団体”. JGA (2017年4月27日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “초정탄산수 용평리조트 오픈 with SBS” (朝鮮語). KLPGA (2017年7月2日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “韓国の23歳ルーキー!パク・ソンヒョンが全米女子OP初制覇”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年7月16日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “BOGNER MBN 여자오픈” (朝鮮語). KLPGA (2017年8月20日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “チェ・ヘジン、アマチュア最後の世界ランキング2位を維持”. wowKorea (2017年8月24日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “효성 챔피언십 with SBS” (朝鮮語). KLPGA (2017年12月10日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “Rankings2018-05-21” (英語). Women's World Golf Rankings (2018年5月21日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ 최혜진|KLPGA(朝鮮語)の2018년参照
- ^ “チェ・ヘジン、KLPGA大勝と新人王を同時獲得=5年ぶりの快挙”. wowKorea (2018年11月12日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “2019年の「KLPGA広報モデル」発表”. スポーツソウル (2019年3月24日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “韓国女子ツアーを代表する「KLPGA広報モデル」が決定!歴代最多投票の結果選ばれたのは?”. スポーツソウル日本版 (2021年3月23日). 2021年4月11日閲覧。
- ^ “크리스 F&C 제41회 KLPGA 챔피언십” (朝鮮語). KLPGA (2019年4月28日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ 최혜진|KLPGA(朝鮮語)の2019년参照
- ^ a b “チェ・ヘジン、KLPGA賞金女王など7つのタイトル獲得”. wowKorea (2019年11月20日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “キム・ヒョージュが5冠、チェ・ヘジンは3年連続年間MVP”. スポーツソウル日本版 (2020年11月25日). 2021年4月11日閲覧。
外部リンク
編集- 최혜진|KLPGA(朝鮮語)