島津忠宗 (越前家)
島津 忠宗（しまづ ただむね）は、鎌倉時代後期の武将・歌人。知覧（院）氏の祖。
| 時代 | 鎌倉時代後期 |
|---|---|
| 生誕 | 建治1年（1275年）? |
| 死没 | 元応1年（1319年）?[1] |
| 別名 | 通称：常陸五郎 |
| 官位 | 左衛門尉、大夫判官、従五位、豊後守 |
| 幕府 | 鎌倉幕府 |
| 主君 | 久明親王→守邦親王 |
| 氏族 | 島津越前家 |
| 父母 | 父：島津忠景 |
| 子 | 忠秀 |
和歌に優れ、『続千載和歌集』、『新後撰和歌集』に詠歌が残る。これらの作品は島津氏宗家4代当主・島津忠宗の作品とされる場合が多いが、『勅撰作者部類』には「惟宗（島津）忠宗 常陸介忠景男」と明記があり、また父・島津忠景、子・忠秀が共に勅撰作者である家系的な側面から考えても、越前家の忠宗の作とみる方が自然である[2]。