島内 憲(しまのうち けん、1946年昭和21年〉9月17日 - )は、日本外交官外務省中南米局長、スペイン駐箚特命全権大使ブラジル駐箚特命全権大使を経て、外務省参与兼日・カリブ交流年担当大使。

バックリー空軍基地で、スペイン大使とブラジル大使のころの経験を語る島内(2017年12月)

人物

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東京都出身。1970年外務公務員採用上級試験合格。1971年に東京大学文学部卒業、同年4月に外務省に入省する。

1989年外務省大臣官房領事移住部領事移住政策課長、1991年外務省中南米局中南米第一課長、1995年外務省大臣官房外務参事官(報道・広報担当)、1997年外務省大臣官房審議官兼中南米局、1998年マイアミ総領事、2000年3月在英国日本国大使館特命全権公使、2002年外務省中南米局長、2004年スペイン駐箚特命全権大使。

2006年からブラジル国駐箚特命全権大使を務め、急激な経済成長を目の当たりにする、2010年退官。4年間のブラジル大使在任は歴代3番目の長さ。世界一の親日国であるブラジルを日本人があまり知らないことを懸念する[1]

2010年10月三井物産株式会社顧問、2012年6月株式会社東芝取締役・報酬委員会委員長・監査委員。2013年12月外務省参与、日・カリブ交流年担当大使[2]

同期

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脚注

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  1. ^ (日本語) 略歴 島内憲”. 東京大学公共政策大学院. 2011年4月16日閲覧。
  2. ^ 外務省参与に島内・近藤両氏 安保理選挙を担当: 日本経済新聞

外部リンク

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先代
重家俊範
一般社団法人霞関会理事長
2017年-2019年
次代
塩尻孝二郎